本日のランチ
湯気とともに届く、昆布だしの穏やかな香り。口に含めば、滑らかなすり流しの中から帆立のやさしい甘みがゆっくりと広がります。
そこへ百合根のほくりとした食感。すべてを滑らかにしてしまわず、この小さな変化を残したのがいい。帆立の海の旨みと百合根の大地の甘みを、淡いだしが静かにつないでいます。
昨日の赤味噌の力強さから一転、温かさをゆっくり味わう秋の一椀でした。
【次回予告】
次回は「鰆のかぼす照り焼き 焼き万願寺添え御膳」。
白く穏やかな一椀から、香ばしく焼いた鰆へ。かぼすの酸味が脂の旨みをどう変えるのか訪ねます。
田嶋達郎
呪文
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