青い鳥の帰る場所

使用したAI ちちぷい生成機能
「ねえ、パパ。ピーちゃんもいつか、パパみたいに出張から戻ってこなくなるのかなあ」

ベッドの上で青い鳥のぬいぐるみぎゅっと抱きしめながら、桃香は小首をかしげた。
キッチンからフライパンの音を立てていた父親の手がぴたりと止まる。

「出張って……お前なあ、それじゃあパパがまるで永遠の旅人みたいじゃないか」
「だってパパ、昨日も一昨日も帰りが遅かったし、休日もパソコンとずっとにらめっこしてたから、どこか遠い国へお仕事の修行に行っちゃったのかと思ったの」
「いやいや、ちゃんと毎日家に帰ってきてるだろ! 心配するな、パパは宇宙の果てになんて行かないからさ」
「ふーん。でも、ピーちゃんはまだ一度もお仕事に行ったことないよ。ずっとここで寝てるだけ」
「そりゃそうだ、ぬいぐるみだからな」
「じゃあ、ピーちゃんが本当の鳥になって遠くへ飛んでいっちゃったら、桃香さみしいな。だから、パパみたいにお仕事終わったら必ずここに戻ってくるように、ちゃんと教育しとくね」
「教育って何を教え込む気だ……」
「『お仕事が終わったらまっすぐお家に帰りましょう』って、毎日耳元でささやいてるの」
「それ、完全に不審者への言い聞かせだな……」

父親がやれやれと頭を抱えると、桃香は安心したようにぬいぐるみの頭をなでた。

「よしよし、ピーちゃんはいい子だから大丈夫だね」
「一番心配なのはお前のそのマイペースさだよ」

呆れながらも優しい笑みを浮かべ、父親は再び料理の準備に戻るのだった。

呪文

入力なし

夜空さんの他の作品

夜空さんの他の作品


関連AIイラスト

新着AIイラスト

すべてを見る