妹がベッドで丸くなっている。窓からの陽射しを浴びて、やけに頬が赤い。

「ねえ、あんた顔真っ赤よ。また隠れてお菓子食べた?」

妹はふにゃりと笑って、こちらを向く。

「ううん、違うよ。なんだか体がぽわぽわするの」

「ぽわぽわって何よ。おでこ貸して」

私が手を伸ばすと、彼女は面倒くさそうにしながらも大人しく頭を差し出した。額に触れた瞬間、掌にじわりと熱が移る。

「はいアウトー。完全に微熱です。大人しく寝てなさい」

「えー、お姉ちゃんが作ったプリン食べたい」

「病人にプリン? それはダメ。お粥」

「ええー、お粥なんて味気ないよぉ」

妹はベッドの上でごろごろと転がり、シーツをぐしゃぐしゃにする。

「それ以上動くと熱上がるわよ」

「だって、お姉ちゃんが構ってくれるから元気出るもん!」

全く、この子は体調が悪くても調子がいいんだから。

「はいはい。じゃあ特別に、フルーツ乗せてあげるから寝てなさい」

「やった! お姉ちゃん大好き!」

布団を頭まで被った彼女は、嬉しそうに声を弾ませた。看病するのは大変だけど、こんな笑顔を見せられたら、私まで少し顔が熱くなってしまう。

呪文

入力なし

夜空さんの他の作品

夜空さんの他の作品


関連AIイラスト

新着AIイラスト

すべてを見る