「莫迦なッ!? ジャンヌ・ダルクは死んだ筈だッッ!?」
「ウフフフフ死んでいたわ。だから帰ってきたの、裏切りの祖国は炎で焼かないとね🔥」
(※こんなセリフは言っていません)


ジャンヌ・ダルクの処刑から5年が過ぎた1436年5月20日、ロレーヌ地方に『ラ・ピュセル・ド・フランス』を自称する一人の少女が現れます。
その少女は瞬く間に近隣の貴族や有力者たちの話題となり、さも本物のジャンヌ・ダルクorジャンヌ・ダルクの魂を受け継いだかの如く鎧をまとって馬を駆り、各地の将兵を鼓舞して回ったと伝わります。
とは言え清貧で知られた本来のジャンヌ・ダルクとは異なり、この自称ジャンヌは派手好き&贅沢好きな普通の年頃の少女らしい趣向の持ち主だったようで、それがむしろ貴族や有力者たちにウケたようです。
そして本来のジャンヌをよく知る人物から追及されそうになると素早く行方をくらまして、別の場所で再び名声を浴びるべく振舞うという計算高さも持っていました。
彼女は亡命中の領主と電撃結婚、ジャンヌ・デザルモワーズという新たな名前を手に入れます。


しかしこれらの不可解な行動が積み重なった末、1440年自称ジャンヌは国王シャルル7世の下に連行されました。
シャルル7世は特に罪を問うことなく、ただ一言こう尋ねます。

「余と汝のあいだの秘密を覚えているか?」

当然、自称ジャンヌは答えられませんでした。
彼女は自らがジャンヌの偽物であることを白状するも、特に裁かれることなくそのまま歴史上から姿を消しました。
ジャンヌを見捨てた負い目を感じていたシャルル7世は、たとえ偽物でもジャンヌの名を持つ女性を処刑したくはなかったのではないかとも言われています。


その後も各地で偽ジャンヌの出現が続きます。
セルメーズに住んでいたジャンヌの親戚の少女が『武勲を立てた乙女』と勘違いされたり、オルレアンの乙女と自称して周囲と喧嘩騒動を巻き起こした婦人がいたり、周囲の聖職者に唆されて聖女のごとく振舞わされた女性がいたり――。
おお、世はまさに大 ジ ャ ン ヌ 時 代!!


しかし、そんな『救国の乙女』だらけの中でたった一人、本当にジャンヌ・ダルクのごとく祖国の危機を救った文字通りの聖女がいます。
ただし、それはジャンヌ・ダルクが現れるちょうど1000年前のお話。


パリに住んでいたカトリックの聖女ジュヌヴィエーヴは、フン族の侵略者アッティラ大王がヨーロッパ各地を蹂躙する中で真摯に祈りを捧げ、フン族の侵略からパリの町を守り抜いたと伝わります。
彼女は自ら馬を駆って困窮した周囲の都市へ食糧を運び込んだという逸話もあり、その敬虔な姿勢はフランク王国の歴代の王からも尊敬の念で見られていたとか。
恐らく日本での知名度は殆どゼロ、自分の知る限り創作界隈では一度も名前を目にしたことが無い聖ジュヌヴィエーヴですが、フランスでは今もパリの守護聖人として崇められており市内の各地に彼女を讃える彫像が設置されています。

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