今回も製作途中で寝落ちしてしまいました💦


これは金田〇少年の事件簿の話でも名探偵コ〇ンの話でもありません。
1991年7月11日に現実に起こった出来事であり、真犯人不明のまま未解決となった殺人事件です。


被害者は筑波大学に勤務していた助教授で、1988年にイギリスで出版された『悪魔の詩』を1990年に日本語訳化した人物として知られていました。
この『悪魔の詩』自体はフィクション小説なのですが、その中には特定勢力に対する露悪的な内容が含まれておりブリティッシュジョークでは済まされない大問題であると議論を巻き起こしていました。
1989年2月には宗教指導者が著者および関係者への『死刑』を宣言するという事態にまで発展しています。
この死刑宣告は同作品を翻訳した他国の人間にまで及ぶという警告も各国大使館から発せられています。


しかし、日本をはじめ各国の翻訳者たちはこの発言を単なる脅しとしか捉えませんでした。
1989年の年間最優秀小説賞を獲得していた同作品には文学的価値があると多くの識者は考えており、そのような作品が政治的圧力に屈するべきではないという共通認識がありました。
そんな常識が通じない世界が存在するという事を、当時の人々はまだ深く考えていなかったのです。


被害者は事件翌日、筑波大キャンパスのエレベーターホールで遺体の状態で発見されました。
頸動脈を切断する形で首筋に複数回の刺し傷、さらに胴体にも内蔵へ達する刺し傷が複数確認されており、犯人の明確な殺意と被害者に対する憎悪を示していました。
事件翌日に被害者の死を祝う記事が該当勢力から発信されたことから、対外工作・テロ活動などを行う特殊部隊によって犯行が遂行されたのではないかという見解がなされています。
犯人の目星については入管からマークされていた人物が容疑者と考えられたものの該当勢力との関係悪化を恐れた日本政府の意向によって捜査を打ち切られ、犯人はそのまま国外逃亡に成功したと言われています。
なお死刑宣告は撤回されないまま宗教指導者が病死したため現在でも有効とされており、2022年には著者のサルマン・ラシュディがニューヨークでの公演中に襲撃されて重傷を負うという事件が発生しています。

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