徹夜明け残業で投稿遅れました💦


1794年7月28日。
前日の『テルミドール反動』によって失脚したロベスピエールら急進派22名が処刑されました。
ギロチンに代表される恐怖性を主導した一派がギロチンによって裁かれるという因果応報な結末、一般的にはそのように解釈されています。


民衆の革命とされるフランス革命の刃が向いていた先は、他でもない民衆でした。
次々と打ち出される改革は主に都市部に恩恵をもたらすもので、農村部や教会に対してはむしろ既得権益を圧迫するものと見做されて反発の声も上がっています。
革命政府はそのような声を圧殺するため1793年9月に『反革命容疑者法』を制定。
「自由のために協力しない人々は国家の敵である」
そう公言したも同然な法律によって投獄された市民は数十万人、処刑されたのは1万人以上とも言われています。


このような過激な弾圧で立場が悪くなっていたのは、ほかならぬ革命政府自身でした。
他国の介入を恐れて「自分から喧嘩を売りに行った」フランス革命戦争が自国有利な状況で収束を見せ始めると、有事を理由に押し通していた過激な弾圧への報復が自分たちに向くのを恐れるようになります。
そこで議員たちが生贄に選んだのが、当時の革命政府を主導していたロベスピエールの一派でした。


1794年7月27日、国民公会の場でロベスピエール派が逮捕。
彼らに抗弁の場は殆ど設けられず、独裁者と一方的に糾弾された上での暴力的かつ一方的な捕縛劇でした。
翌7月28日に彼らはギロチンのある革命広場へと送られます。


こうして恐怖政治はひとまずの終焉を迎えます。
しかし革命政府への信頼は既に地の底まで落ちていました。
行き詰まった革命に厭気が差していた市民は、強力なリーダーシップを有する『英雄』を欲することになります。
各地を転戦して頭角を現しつつあった1人の若い将軍はロベスピエール派と関わりがあったために失脚を余儀なくされますが、尚も収まらない国内での混乱対処のために復帰することになりました。
コルシカ島生まれのその若き将軍が『英雄』の地位を手に入れるまでには、まだあと少しだけ時間がかかります。

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