今からちょうど100年前の今日1926年6月7日。
スペインの建築家ガウディが路面電車に轢かれました。


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話題がピンポイント過ぎる?
いえ、深刻な事態です。
この事故が原因で、3日後にガウディは死去してしまうのです!


アントニ・ガウディは19世紀末から20世紀にかけて活躍したスペインの建築家です。
『逆さ吊り模型』と呼ばれる独自の手法で設計された建築物は曲線を多用しながらも構造的に安定した独創性の高いもので、そこにはガウディの「自然のなかに、すべての教科書がある」という哲学が込められています。
バルセロナ各地には彼の残した建築物が幾つもあり、計7か所が世界遺産に登録されています。


そんな彼の特に有名な建築物がサグラダ・ファミリアです。
着工したのは1882年で、150m以上の高い塔が18基も林立。
その塔にはキリスト教の逸話を再現した彫刻が彫り込まれるという趣向を凝らした大規模な教会です。
先述の通りガウディは『逆さ吊り模型』と呼ばれる独自の手法を用いたため設計図は殆ど残しておらず、ガウディの不慮の死も重なって僅か4分の1しか完成しませんでした。


スペイン内戦と第二次世界大戦を経てサクラダ・ファミリアの建築は再開されます。
職人の口伝や外観のデッサンなど遺された僅かな資料を元にガウディの設計構想を推測する形で建設が続けられることになりましたが、完成までは300年はかかると予想されていました。
しかし21世紀に入るとITを駆使した3DCADによる設計が可能となり、作業工程が大幅に短縮。
2021年12月に完成した聖母マリアの塔は45年ぶりに完成した新しい塔であり、その後2026年2月までに計5基の塔も完成して全18基のうち14基までが完成したことになります。


そしてガウディの没後ちょうど100年にあたる2026年6月10日、完成式典の開催が予定されています。
『永遠に未完成』の代名詞だったサグラダ・ファミリアが、遂に完成の日を迎えるのです!
なお大階段など一部は未だ未完成であり、完全な姿になるのは2035年とされています。


近々スペイン旅行の予定がある方は正に絶好のチャンスです。
巨大な塔の威容と彫刻の繊細さを併せ持つ姿を是非とも現地でご確認あれ!

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