6月23日はスコットランド王ロバート1世がイングランドに大勝した日
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一般的に『イギリス』と呼ばれる国は本来、
『グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国』
が正式な名称です。
イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの計4カ国が同じイギリス王室の君主を仰ぐ立憲君主連合国家という形をとっています。
今回のお題はその現在まで続くイギリス王室の父祖に当たる人物、スコットランド王ロバート1世のお話です。
日本国内では知名度が高いと言えないロバート1世ですが、イングランドの猛攻に立ち向かいスコットランド独立を守り抜いた勇敢さから今日のスコットランドでは国民的英雄として人気の高い人物です。
古くはディズニーの映画やマーベルコミックにも登場し、映画『ブレイブハート』や『アウトロー・キング』の題材としても取り上げられるロバート1世の最大の特徴は『戦斧使い』という超強力な個性です。
何しろロバート1世の肖像画が持っているのが剣ではなく『ハルバート』であるぐらいに🪓
そんなロバート1世の特に有名な戦いが、1314年6月23日に繰り広げられたバノックバーンの戦いです。
圧倒的な軍事力と強力な重装騎兵を擁するイングランド軍を前に劣勢に立たされたスコットランド軍は、その機動力を封じるために湿地帯へと誘い込みます。
さらに長槍を持った歩兵で円陣を組む『シルトロン』を展開、槍の壁に阻まれた重層騎兵を各個撃破していく戦術で戦いを優位に進めます。
その戦闘の最中、イングランドの騎士ヘンリー・デ・ブーンが前線に立つロバート1世を見つけて突撃を仕掛けてきました。
両名は激しい一騎討ちを繰り広げた末にロバート1世の戦斧が相手の脳天を兜ごと叩き割ったことで決着。
これによりスコットランド軍の士気は爆発的に高まり、数でも装備でも差があるイングランド軍を圧倒します。
翌日にはイングランド軍の増援が到着してさらに戦力差は絶望的になりますが、増援部隊は強行軍で疲労していると踏んだロバート1世は夜明けと同時に奇襲を敢行。
奇襲を前に陣形が組めなかったためイングランド軍のもう一つの強みであった弓兵隊も効果的には機能せず、前日の戦闘で士気が高揚していたスコットランド軍の猛攻を前にイングランド軍は総崩れ。
イングランド王エドワード2世は馬や従者すら失い文字通り生身一つで逃亡する羽目になったと伝わります。
その後もスコットランドはロバート1世のもとでイングランド軍を退け続け、14年後の1328年にはエディンバラ・ノーサンプトン条約によって公式にスコットランドの独立が認められることになりました。
ロバート1世の跡を継いだデイヴィッド2世は丁度発生した英仏百年戦争に巻き込まれて活躍の場を失いますが、ロバート1世の娘婿によって新たな王朝『ステュアート朝』が成立します。
1603年のエリザベス1世の死で断絶したテューダー朝に代わって姻戚関係の縁でスコットランド王ジェームズ6世が新たにジェームズ1世を名乗りイングランド王も兼ねることになってからは、その後に即位する全てのイギリス君主が(母方ではありますが)ロバート1世の血を今でも受け継いでいることになります。
『グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国』
が正式な名称です。
イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの計4カ国が同じイギリス王室の君主を仰ぐ立憲君主連合国家という形をとっています。
今回のお題はその現在まで続くイギリス王室の父祖に当たる人物、スコットランド王ロバート1世のお話です。
日本国内では知名度が高いと言えないロバート1世ですが、イングランドの猛攻に立ち向かいスコットランド独立を守り抜いた勇敢さから今日のスコットランドでは国民的英雄として人気の高い人物です。
古くはディズニーの映画やマーベルコミックにも登場し、映画『ブレイブハート』や『アウトロー・キング』の題材としても取り上げられるロバート1世の最大の特徴は『戦斧使い』という超強力な個性です。
何しろロバート1世の肖像画が持っているのが剣ではなく『ハルバート』であるぐらいに🪓
そんなロバート1世の特に有名な戦いが、1314年6月23日に繰り広げられたバノックバーンの戦いです。
圧倒的な軍事力と強力な重装騎兵を擁するイングランド軍を前に劣勢に立たされたスコットランド軍は、その機動力を封じるために湿地帯へと誘い込みます。
さらに長槍を持った歩兵で円陣を組む『シルトロン』を展開、槍の壁に阻まれた重層騎兵を各個撃破していく戦術で戦いを優位に進めます。
その戦闘の最中、イングランドの騎士ヘンリー・デ・ブーンが前線に立つロバート1世を見つけて突撃を仕掛けてきました。
両名は激しい一騎討ちを繰り広げた末にロバート1世の戦斧が相手の脳天を兜ごと叩き割ったことで決着。
これによりスコットランド軍の士気は爆発的に高まり、数でも装備でも差があるイングランド軍を圧倒します。
翌日にはイングランド軍の増援が到着してさらに戦力差は絶望的になりますが、増援部隊は強行軍で疲労していると踏んだロバート1世は夜明けと同時に奇襲を敢行。
奇襲を前に陣形が組めなかったためイングランド軍のもう一つの強みであった弓兵隊も効果的には機能せず、前日の戦闘で士気が高揚していたスコットランド軍の猛攻を前にイングランド軍は総崩れ。
イングランド王エドワード2世は馬や従者すら失い文字通り生身一つで逃亡する羽目になったと伝わります。
その後もスコットランドはロバート1世のもとでイングランド軍を退け続け、14年後の1328年にはエディンバラ・ノーサンプトン条約によって公式にスコットランドの独立が認められることになりました。
ロバート1世の跡を継いだデイヴィッド2世は丁度発生した英仏百年戦争に巻き込まれて活躍の場を失いますが、ロバート1世の娘婿によって新たな王朝『ステュアート朝』が成立します。
1603年のエリザベス1世の死で断絶したテューダー朝に代わって姻戚関係の縁でスコットランド王ジェームズ6世が新たにジェームズ1世を名乗りイングランド王も兼ねることになってからは、その後に即位する全てのイギリス君主が(母方ではありますが)ロバート1世の血を今でも受け継いでいることになります。
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