2026年8月13日 / 食彩探訪 / 海老ととうもろこしの香味かき揚げ 冷やし茶蕎麦御膳

今日の食卓には、揚げたてのかき揚げと、冷水で締めた茶蕎麦。盛夏らしい二つの温度が並んでいる。

まずは海老ととうもろこしの香味かき揚げを、藻塩でひと口。

サクッと軽い衣のあとから、海老がぷりっと歯を押し返し、とうもろこしの粒が弾ける。瑞々しい甘みに三つ葉と大葉の青い香りが重なり、小ぶりながら実に賑やかなひと口だ。

続いて冷たい茶蕎麦をつゆへくぐらせる。

熱いかき揚げのあとだけに、この冷たさが心地いい。つるりと喉を通り、穏やかな茶葉の香りが鼻へ抜けて、揚げ物の余韻をすっと整えてくれる。

今度はかき揚げにつゆを少し含ませる。藻塩では素材の味が前へ出たが、こちらはだしが加わって、とうもろこしの甘みがまた違った表情を見せる。

サクッ、ぷりっ、ぷちっ、そして、つるり。

熱さと冷たさを交互に楽しむ。八月の暑ささえ、この一膳では立派な調味料に思えてきた。

次回の食彩探訪は、
「厚揚げとモロヘイヤの焦がし醤油炒め御膳」。

香ばしく焼いた厚揚げに、モロヘイヤの青い風味と独特の粘り。次は鍋肌から立ち上る焦がし醤油の香りを追いかけます。

田嶋達郎

呪文

入力なし

yasai_pigmanさんの他の作品

yasai_pigmanさんの他の作品


関連AIフォト

新着AIフォト

すべてを見る