火野神社・夕方
銭函海岸から帰ってきた一行。
社務所では反省会兼作戦会議が始まっていた。

らんま、お茶を飲みながら。
ら「来週は全員参加だからな。」
う「まだ言ってる。」
美「諦めてない。」
未来「怖い。」
愛「私は楽しみです!」
ら「よし。」
レ「完全に海にハマったわね。」
その時。
社務所の外。
エ「こちらへどうぞ。」
せ「ご祈祷の準備が整いました。」
愛「?」
未来「お宮参りかな?」
社殿へ向かう夫婦。
赤ちゃんを抱いている。
その後ろ姿。
レ「?」
ま「ん?」
美「どこかで……。」
う「見たことある。」
ら「誰だ?」
祈祷終了。
しばらくして。
エ「どうぞ社務所へ。」
夫婦が入ってくる。
そして。
レイ硬直。
レ「えっ……。」
美「まさか。」
う「うそ。」
ま「えぇぇ!?」
亜「本当に!?」
ら「お前ら知り合いか?」
男性が振り向く。
五寸釘光「ん?」
女性も振り向く。
ア「あれ?」
数秒沈黙。
ア「レイ!?」
レ「アヤ先輩!!」
全員「うわあああああ!!」
社務所大混乱。
ア「みんな久しぶり!!」
う「アヤさんだー!」
美「元気だった!?」
ま「全然変わらない!」
亜「お久しぶりです!」
乱「ママのお師匠さん?」
レ「そうよ!」
未麗「本物!?」
麗「すごい人なんだよね?」
らんまニヤリ。
ら「火野の青春そのものだ。」
レ「余計なこと言わない。」
光、笑う。

光「相変わらずですね。」
そして。
アヤが赤ちゃんを見せる。
ア「この子。」
う「かわいい~!」
美「ちっちゃい♡」
未麗「抱っこしたい!」
ア「女の子よ。」
レ「おめでとうございます。」
ア「ありがとう。」
愛子、状況についていけない。
愛「えっと……。」
レ「紹介するね。」
愛「はい。」
ら「伝説の女子高生プロレスラー火野レイの師匠。」
愛「え?」
ら「五寸釘アヤさん。」
愛「ええええ!?」
ア「そんな大したものじゃないわよ。」
全員「大したものです。」
そして。
社務所のテーブルを囲む。
お茶。
お菓子。
赤ちゃん。
懐かしい話。
ア「そういえば最近何してるの?」
美奈子、ニヤリ。
美「聞いて驚かないでよ。」
レ「やめなさい。」
う「火野神社水泳部。」
ま「オープンウォーター部発足。」
ア「へぇ。」
未来「レイさんも泳いでる。」
ア「えぇ!?」
ら「俺も。」
ア「もっと驚いた。」
全員爆笑。
愛「しかも、らんま先輩、海にハマりました。」
ア「レイ。」
レ「?」
ア「この人、本当にらんま?」
レ「本物よ。」
そして社務所には、久しぶりの再会を喜ぶ笑い声と、
赤ちゃんの小さな寝息が響いていたのだった――。

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