放課後シンデレラ #地味子がミニスカ美少女に大変身する魔法
https://www.chichi-pui.com/events/user-events/f2dce0d4-2ce5-42c4-a52e-793f1ec29cc3/
主催者様に大感謝です!
ちなみに私の癖は「スカートより長い○○」エプロン、ネクタイ、袖、アウターなど。
──ただいま、ってドアを開けた瞬間。
オレの視界は、眩しすぎる『家庭的かつ眼福なパラダイス』に占拠された。
『あ、レンくん、おかえりなさい! 今ね、ちょうど夕ご飯を作って待っていたところなの』
キッチンに漂う美味しそうな匂い。そして、目の前で照れくさそうに笑っている、このとんでもない美少女の名前はユキ。自慢の、そして秘密の彼女だ。
『学校でのユキ』を知っているクラスメイトが今の姿を見たら、全員ショックでひっくり返るに違いない。
学校では分厚い眼鏡と長めの髪にひざ丈のスカート、いつも目立たないように縮こまっている、いわゆる『地味子』。だけど、オレと付き合い始めてから『レンくんに可愛いって思われたいから……』って、家では少しずつお洒落を頑張ってくれるようになったんだ。
おとなしくて引っ込み思案な中身はそのままなのに、元々の整ったパーツが完全に大爆死……じゃなくて、大爆発してる。
しかも、オレの目を釘付けにしているのは、その可愛すぎるエプロン姿──だけじゃない。
ユキが振り返ったその背中、ピンクのリボンの下からのぞく、エプロンの裾よりも明らかに短いネイビーのミニスカートと、そこからスラリと伸びる眩しいふともも。
『……ユ、ユキ。その、スカート短すぎない……?』
「ふぇっ!? あ、あのね、これには理由があるの……っ!
わたし、モデルさんみたいにスタイルが良くないし、手足が長いわけでもないでしょ? かと言って、小柄で可愛いわけでもないから……。ミニスカートくらいしか、似合うお洒落がなくて……」
ユキは両手を胸の前であわあわさせながら、自信なさげにうつむく。
本人は大真面目にコンプレックスを語っているけれど……いやいや、ちょっと待ってくれ。手足が長すぎないからこその、その女の子らしいモチッとした健康的な太もものラインと、ミニスカの相乗効果がどれだけオレの理性を削り取っているか、この子は本当に分かってない。
完全に鼻の下を伸ばしきって、エプロンとミニスカの黄金比率を凝視しているオレの、前髪で目が隠れた『典型的な主人公』の顔は、今きっと相当にニヤけていて誰にも見せられない。
「……やっぱり、変かな?
学校のひざ丈に慣れてるから、レンくんに『はしたない』って思われちゃったらどうしようって、実はちょっとドキドキしてて……」
ユキの紫色の瞳が、不安そうに潤んでオレを見つめてくる。
おとなしくて自信がないけれど、オレの前ではいつだって一所懸命で、一生懸命お料理をして待っていてくれる健気な彼女。
これ以上、下心全開で鼻の下を伸ばしている場合じゃない。
前髪の奥の目をキリッと引き締めると、ユキの肩を優しくポンと叩いて、いつもより2オクターブくらい低いイケボで彼女の目を見つめた。
『変なわけないじゃん。むしろ、可愛すぎて心臓が止まるかと思った。
ユキは自分のスタイルを気にしてるみたいだけど、オレにとっては、世界中のどのモデルさんよりも今のユキが一番魅力的だよ。……ミニスカもエプロンも、めちゃくちゃ似合ってる。ありがとう、ユキ』
「──っ!! ぁ……う、嬉しい……っ。
レンくんにそう言ってもらえるのが、わたし、一番幸せです……♪」
オレの言葉に、一瞬で顔を真っ赤にして、でも心底安心したようにふにゃりと微笑むユキ。
この圧倒的な可愛さを独り占めできている贅沢さに感謝しつつ、オレは今日も彼女が作ってくれた美味しいご飯(と、最高に眩しいミニスカエプロン姿)をお腹いっぱい堪能するぜ!
呪文
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