えへへ...褒められちゃった

使用したAI ChatGPT
町から少し離れた場所に、かつて工場だった建物が残っている。

錆びついた鉄骨、割れた窓、埃をかぶった機械。
長い年月の間に自然に飲み込まれつつあるその場所には、今でも文明が残した様々なものが眠っている。

そんな廃工場の中を、二人の犬娘が歩いていた。

二人の仕事は、こうした廃墟から使えそうなものを探し出し、町へ持ち帰ること。

スカベンジャー。

文明が失われてから長い年月が経ったこの世界では、新しく作ることが難しいものがたくさんある。
だからこそ、かつて作られたものを探し出し、修理し、もう一度使う。

機械の部品。
工具。
金属や配線。
衣服の材料。
医療用品。
農具や乗り物の部品。

廃墟に残されたものは、何に使われていたのかさえ分からないことも珍しくない。
それでも、使い道があるかもしれないものは、できるだけ持ち帰る。

町には、それを見て用途を判断したり、修理したり、別のものへ作り替えたりする者たちがいるからだ。
危険の残る廃墟へ入り、残された資源を探す。

それが、スカベンジャーという仕事だった。

ほとんどのスカベンジャーは個人で仕事をしているが、
中には大人数で廃墟へ向かい、組織的に資源を回収するギルドも存在する。

今日も二人は、古い工場の奥へと進んでいく。

「ねぇさん! こんなの見つけた!」
「なんか綺麗な金属!」

「あぁ、それはアルミ。まあ、悪くないけど大したもんじゃないね」

「そっかぁ……」

新人は少し残念そうに、拾った金属を眺める。

「でもこっちは?」

「……おお」

先輩が目を向けた先にあったのは、埃と汚れにまみれた一本のパイプ。

「真鍮だね。なかなかいい値段になるよ」

「ほんと!?」

「うん。よく見つけた!」

「えへへ……褒められちゃった」

嬉しそうに笑いながら、少女は真鍮のパイプを大事そうに抱えた。

どこかで誰かが必要としているものが、
こうして忘れられた場所から見つかることがある。

今日の探索は、まだ始まったばかりだ。

二人は再び、埃の積もった廃工場の奥へと歩き出した。

呪文

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