TRUE END #桜の妖精

使用したAI ちちぷい生成機能
……。
最後くらい、前髪を上げて君の顔を真っ直ぐ見るべきかもしれないな。
俺の名前はハルキ。長い前髪でこの世界を斜めに見てきた。
でも、今日という日だけは、この物語の『主役』になれたことを誇りに思いたい。
今日は卒業式。三年間着古したこの制服とも、今日でお別れだ。

俺の隣にいるのは、サクラ。
ゆるふわな髪を春風に遊ばせている、学校一の美少女。
……そして、この学園に宿る『桜の妖精』。
彼女が人間じゃないなんて、きっと誰も信じないだろう。でも俺は知っている。彼女がどれほど儚く、そして力強い命を宿しているかを。

思い返せば、波乱万丈な日々だった。
彼女の力が弱まり、学園の桜が枯れかけたあの夏。俺たちは二人で、忘れ去られた旧校舎の奥深くにある『源流』を探しに、命がけの夜の冒険に出たっけ。
あの時、消え入りそうな声で『私を忘れないで』と泣いた彼女を抱きしめ、『お前のいない春なんて、俺には一生来ない』って、ガラにもないセリフで繋ぎ止めたんだ。

そんな困難も、今となっては宝物みたいな思い出だ。
卒業という区切りは、俺たちにとって終わりじゃない。
彼女の寿命が人間より短いのか、あるいは永遠に近いのかはわからないけれど。
俺は、サクラとの日々が、これからもっと鮮やかで楽しくなることを確信している。

『……ハルキ君。ここまで一緒に歩いてくれて、本当にありがとう。わがままばかりだった私を見つけてくれて、ありがとう』

サクラが足を止め、優しく微笑んでお礼を言ってきた。
俺は少し照れくさくなって、わざと視線を逸らしてキザに受け流す。

「……何言ってんだよ。俺の方こそ、お前に見つけてもらわなきゃ、ただの地味なモブキャラで終わってたんだからさ」

そんな俺の気取った態度すら、彼女には愛おしく見えたらしい。
サクラはうっとりと瞳を潤ませ、俺の腕にそっと寄り添ってきた。
彼女の温もりは、どんな人間よりも温かくて、春の陽だまりそのものだった。

『……ふふ。ハルキ君は、最後の日までカッコつけさんだね。でも、そんなところも全部、大好きだよ』

舞い散る桜吹雪の中で、サクラが満面の笑みを浮かべる。
世界中の誰よりも幸せで、誰よりも美しい笑顔で。

『ずっと、いっしょだよ』

その言葉が、俺の胸の奥深くに深く、深く刻まれた。
俺たちの物語は、ここで『完』じゃない。
新しいページの幕開けなんだ。
そう、ファンディスクでまた会おうぜ。

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