紗希ちゃんと星空デート

使用したAI Stable Diffusion
川沿いに並ぶ灯籠が、ゆらゆらと水面に揺れていた。
夜空には星が散らばり、時折流れ星が尾を引く。

その光の中で、紗希が石段に腰を下ろしていた。

「きれいだね。……なんか、夢みたい」

横顔を照らす灯りが、紗希の瞳に映り込んでいる。
普段は元気で走り回ってるくせに、
こういう時だけ妙に静かで、胸がざわつく。

「……眠くなってきた」

そう言って、紗希は軽く背中を丸めて、
腕を膝にのせて顔を寄せてくる。

距離が近い。
触れそうで、触れない。
でも、逃げる理由もない。

「ねぇ、こういうの、一緒に見るの久しぶりだよね」

「そうか?」

「そうだよ。最近さ……なんか、前より意識しちゃうんだよね」

その言葉に、心臓が跳ねる。

「べ、別に変な意味じゃないよ?
 ……いや、ちょっとはあるけど」

紗希は照れたように笑って、
でも目はそらさない。

灯籠の光が揺れて、
紗希の頬をほんのり赤く染めていた。

「ねぇ……隣、いてよ。
 なんか、今日だけは……ずっと一緒にいたい気分」

その声が、夜風よりもずっと甘い。

「……勝手にしろよ」

そう言って隣に座り直すと、
紗希は嬉しそうに肩を寄せてきた。

「ありがと」

その一言が、灯籠よりもあたたかく響く。

幼なじみなのに。
ただの幼なじみのはずなのに。

この夜だけは、
その境界がふわっと溶けていく気がした。

呪文

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