地球に直径400km~500km級の小天体が衝突すると仮定した場合に起こると考えられる状況。
① 地殻津波の発生
衝突の衝撃波により、地球の岩盤が液体のように波打つ地殻津波(クレーター・リレー)が発生。
数千メートル級の岩石の波が時速数千キロメートルで地球全土を駆け巡り、あらゆる建造物、山脈、地形を瞬時に粉砕。
② クレーターの形成と岩石蒸気 plume
激突した地点を中心に、直径数千キロメートルに及ぶ巨大なクレーター(ほぼ大陸一つ分)が形成。
衝突エネルギーによって数兆トンもの岩石が瞬時に蒸発し、数万度を超える超高温の岩石蒸気(ガス化した岩石)が地球全体を包み込むように広がる。
③ 海洋の完全蒸発
地球を覆った超高温の岩石蒸気は、数ヶ月にわたって熱放射を続ける。
この熱によって世界中のすべての海洋が沸騰し、完全に蒸発。
深海4000メートルの海底まで干上がり、地球上から液体の大海原が完全に消失。
④ 全球的な「火の雨」
宇宙空間まで吹き飛ばされた天体の破片や地球の岩石が、重力によって再び大気圏に再突入する。
これにより、地球全土に猛烈な流星雨(火の雨)が降り注ぎ、地表の温度は数百度以上に達する。
⑤ 全生命の完全絶滅
地上、空中、そして深海に至るまで、すべての生存領域が消滅。
恐竜絶滅時は一部の小型哺乳類や深海生物が生き残りましたが、この規模の衝突では熱に強いとされる地殻深部の微生物(地下生物圏)の一部を除き、人類を含むすべての多細胞生物が絶滅。
⑥ 数千年に及ぶ不毛の惑星
海洋が蒸発してできた大量の水蒸気は、超巨大な温室効果ガスとして機能する。
地表が数百度の高温状態から冷え、蒸発した水が再び激しい雨となって降り注ぎ、数千年以上をかけて新たな海が形成されるまで、地球は生命の存在を許さない不毛の惑星と化す。

【その後】
理論上の計算から、太陽の全寿命は約100億年と推定されています。
太陽は誕生してから約46億年が経過しているため、ちょうど折り返し地点を過ぎたあたりに位置します。
今後の太陽の変化と地球への影響については、主に以下のステップが進むと考えられています。
① 水素の枯渇と「赤色巨星」化
あと約50億年が経過すると、燃料である中心部の水素ガスが使い果たされます。
その結果、太陽は現在の数百倍の大きさにまで急激に膨張し、赤色巨星へと姿を変える。
膨張した太陽は、水星や金星、そして地球の公転軌道近くにまで達する。
② 最後の姿「白色矮星」へ
外側のガスを宇宙空間に放出して周囲に美しい「惑星状星雲」を形成した後、中心核だけが残ります。
この残った中心核は「白色矮星」と呼ばれ、光を放ちながらゆっくりと冷え切っていき、太陽はその一生を終えます。
③ 地球の生物が住めなくなる時期
太陽の寿命自体はあと50億年ありますが、
太陽は現在も少しずつ明るさを増しており、放出するエネルギーが上がっています。
そのため、あと約10億年〜20億年後には地球の水分が蒸発して気温が上昇し、
太陽に飲み込まれるよりもはるか前に、生物が生きられない環境になると予想されています。

【結論】
上記のような、小天体の衝突が起こった場合、
地球には、もう一度、始めからやり直す時間的な余裕は残されていないかもしれません・・

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