光と鱗の円舞曲/スマホ壁紙アーカイブ
水の中には音がない。
けれど、この場所には確かに音楽があった。
上から差し込む光が、
まるで静かなオーケストラの指揮のように
ゆらゆらと水を揺らす。
その合図に合わせるように、
金色の小さなダンサーたちが円を描く。
鱗が光を弾き、
泡が拍子を刻み、
水はゆっくりと回り続ける。
彼女は目を閉じたまま、
ただ身を任せる。
誰も見ていない、
けれど世界で一番美しい舞踏会。
光と鱗の円舞曲は、
静かな海の底で、
今日もひそやかに続いている。
呪文
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