硝子の向こうで、赤と黒が溶け合う。
​静止した時間の中で
彼らだけが、揺らめくことで生きている。
​視線が触れるたび、
私の輪郭が少しずつ、透明に滲んでいくような気がして。
​ただ、見つめる。
色が言葉を失うまで。

呪文

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