【女神図鑑:ラクシュミー―インド神話】

使用したAI ChatGPT
神格:幸運と豊穣の女神・ヴィシュヌの神妃
持物:睡蓮(蓮)
仏教名:吉祥天
ヒンドゥーの祭り:ディワーリー(10〜11月の新月の晩)


ラクシュミーは幸運と繁栄をもたらす女神で、赤い睡蓮(蓮)の上に立ち、四本の腕を持つ姿(2本、8本のものもあるそうです)で表されます。

左右に立つ二頭の象が聖水を注ぐ図像も有名で、睡蓮は彼女の美の象徴とされます。

神話における登場シーンはかなりインパクトが強く、ヴィシュヌの提案で神々が不死の霊薬アムリタを得ようと乳海攪拌を行った際、聖牛スラビ、インドラの乗り物となる聖象アイラーヴァタ、宝石や聖樹など数多の宝物が生まれました。そうしたなか、海の泡から生まれたのがラクシュミーでした。

睡蓮(蓮)の花弁の上に座して現れた彼女の美しさは神々もアスラも圧倒し、次々に求婚したといいます。しかし誰一人相手にされず、ラクシュミーはヴィシュヌの左膝に座り、その妻となりました。

女性美の化身である女神が、海の泡から生まれるというのはギリシア神話のアプロディテと共通性を感じさせます。もしかすると、有史以前から印欧系語族としてまとまって暮らしていたころからあった神話なのかなぁと思いました。

そんなラクシュミーはシュリーの名でも知られます。
ヴェーダでは海の神ヴァルナあるいは太陽神スーリヤの妻とされる説もありますが、一般には賢者ブリグの娘として語られますが、後代の伝承ではリシの呪いや、ある王国での不遇・追放によって乳海へ退き、攪拌の際に海の泡から再生したとも伝えられます。
前世の辺りの神話はいろんな伝承があってはっきりしないようですね。

ヴィシュヌの妻となってからも、夫が転生する神であったため、ラクシュミーもまた共に転生し、多くの転生例があります。有名な『ラーマーヤナ』ではラーマ王子の妻シータとして現れたとされます。

……ただ、ヴィシュヌの守護者であるはずの彼女、シータって最終的に捨てられてなかったっけ……?

※乳海攪拌:神々と阿修羅が不死の霊薬アムリタを得るため、大海を攪拌して宝物と神々を生み出したインド神話の天地規模の創造儀礼。

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●多腕の造形です。持ち物を明確に指定すると安定するようです。

●睡蓮を手に持たせ、黄金は幸福の象徴として組み合わせています。ほかにもヴィシュヌとともにガルダに乗る姿もあります。

※参考文献:『インド神話』ヴェロニカ・イオンズ(青土社)/『世界の神々の事典―神・精霊・英雄の神話と伝説』松村一男(Gakken)

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