【女神図鑑:泣沢女神―日本神話】

使用したAI ChatGPT
神名:『古事記』/泣沢女神、『日本書紀』/天啼沢女命
ご利益:延命長寿/雨乞い
主な神社:畝尾都多本神社(奈良県)、伊豆山神社(秋田県)、大山祇神社(愛媛県)

イザナキとイザナミは国生み・神生みを行いますが、火の神カグツチを産んだ際、イザナミは陰部に火傷を負って亡くなってしまいます。
イザナキがその死を嘆き悲しんだときにこぼれ落ちた涙から生まれたのが、この泣沢女神(ナキサワメ)です。

神話では名前程度しか登場しない女神ですが、意外にも古来から深い信仰が寄せられていました。

奈良県橿原市・天香具山北西麓の畝尾都多本神社には、「泣沢」という井戸がナキサワメの御神体として祀られています。
井戸には“ナキサワメが流した涙が宿る”とされ、次の和歌が残されています。

哭沢の 神社に神酒すゑ 祷折れども わご大君は高日知らしぬ(『万葉集』巻二)

天武天皇の皇子・高市皇子の延命を祈ったものの叶わなかったため、妃・檜隈女王が詠んだ歌とされます。
ここから、ナキサワメが延命・命乞いの女神として信仰されていたことがわかります。
また、涙=雨という発想と結びつき、降雨の神としても崇められました。

日本には古く、臨終の際に巫女が声をあげて泣き、死者を弔ったり魂を呼び戻そうとする儀礼があり、これを行う巫女を「泣き女」と呼びました。
ナキサワメは、この泣き女の役割が神格化した存在ともいわれます。

この文化は中国・朝鮮にも見られますが、日本ではいつ頃消えたのかは興味深いところです。
葬儀とは逆ですが、『紫式部日記』にあるように出産時にも巫女が大騒ぎして邪気を払うなど、当時の儀礼は非常に賑やかだったようです。

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●お題にかこつけて、井戸に延命を祈る人間とそれにこたえるナキサワメの姿。が、なんか、体調悪い人みたいになってしまいました(´・ω・`)

●神話的には成立しませんが、ナキサワメが泣く→雨が降る→願いが聞き届けられるという構図ですが、わかりにくですねw

●wikiによると、神名は「泣くように響き渡る沢」から来ているという説。ほかに「ナキ」は「泣き」で、「サワ」は沢山泣くという意味もあるそうです。

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