【TSポンコツ女神】第35話 「断たれた円環」

使用したAI ChatGPT
【カクヨム掲載】
あぶ著
『異世界帰りのTSポンコツ女神、信仰ゼロから配信で生き残る!』
第35話
「断たれた円環」より

りんちゃんはちゃぶ台の上のまな板に、特売チクワを一本置いた。そして、迷うことなく包丁を入れ――縦に一文字に切り裂き、無理やりパカッと平らに開いたのだ。
(やりやがった……!!)
 切った瞬間! りんちゃんは、決して触れてはならない最大のタブーを犯してしまった!チクワとは本来、中央に『虚空(穴)』を抱くからこそ、あらゆる大地の恵み(主にキュウリ)を受け入れる度量を持つ、完全無欠の神聖なる円環構造なのである!
 それを無残にも切り裂き、あろうことか真っ平らに広げるなど……! それは無限の可能性を秘めた宇宙の器を、ただのペラペラな『二次元』へと次元降下させる、神への絶対的な冒涜行為に他ならない!!
「じゃじゃーん! 名付けて【開脚チクワ】! これなら穴のサイズに縛られず、上に高級キャビアも、何なら穴に入らない食材も乗せ放題、塗り放題だよ! 私ってば天才じゃない!?」
「…………」
 その瞬間、俺の中で何かが冷たく弾けた。
 黄金の瞳から先ほどまでの温かな感謝もディベートの熱もスッと消え失せ、絶対零度の吹雪のような、底冷えする視線がりんちゃんを射抜く。
「はぁ……りんさん」
「えっ? え、エルちゃん……? どうしたの、そんなゴミでも見るような目で……」
「その神聖なる『円環』を自らの手で断ち切り、無残に平らにならすとは。……それはもはや豊穣の器ではなく、ただの『魚肉シート』ですわ。あなたには、心底失望いたしました」

呪文

入力なし

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