【神話と女神:ヘラ―ギリシア神話】

使用したAI その他
神名:ヘラ(ラテン名:ユノ)
神格:ゼウスの正妻、結婚と出産の守護神、天界の女王
聖地/祝祭:サモス島/不詳


ゼウスの正妻ヘラは、ゼウスの姉であり、オリュンポス12神の中でも最高の権威を持つ女神です。
神話ではゼウスの浮気に激しく嫉妬し、レト(アルテミスとアポロンの母)の出産を妨害したり、セメレ(ディオニュソスの母)を罠にはめて焼き殺したり、さらにはヘラクレスを狂気に陥れて家族を殺害させるなど、容赦のない復讐を行います。

こうした神話から嫉妬深い女神という印象が強い一方で、アプロディテと美を競うほどの美女であり、夫を裏切らない貞淑な妻としても信仰されました。
そのためヘラは結婚・女性・家庭の守護神として厚く崇拝されています。

ヘラの嫉妬は、古代ギリシア社会で主婦が家長につぐ権威を持っていた背景とも結びつきます。
彼女は“正妻の象徴”として、浮気相手を罰したのです。

また、ヘラはゼウス信仰が持ち込まれる以前からアルゴスやサモス島を中心にギリシア社会で崇拝されていた古い女神でした。
そのため、征服民であるドーリア人がゼウス信仰を持ち込んでも、先住のヘラ信仰を邪険には扱えず、神話大系に吸収する形で融合したのです。

その結果、神話でも、ヘラが嫉妬して姿を隠すと、ゼウスは策略を用いて彼女を取り戻すなど、仲違いしては和解する関係が維持されたというわけ。
巻き込まれる方はたまったものではありませんが。

※参考文献:『神々を知ればもっと面白い! ギリシャ神話の教科書』(ナツメ社)/『ギリシア神話(上)』呉茂一(新潮社)
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イラストでは天界の女王としてのヘラを表現しました。

アトリビュートは権威を象徴する王冠と王笏。
孔雀は、ゼウスの浮気相手イオを見張っていた百目の巨人アルゴスがヘルメスに倒された際、ヘラがその目を孔雀の羽に移したという神話に基づき、ヘラの象徴となりました。
そのほか、トロイア戦争の際、ゼウスを虜にするためにアプロディテからもらった魅力がUPする魔法の帯があります。

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