『企画会議』

円卓に集まったのは、王国広報局・装備デザイン班の4人。
テーマは――「新騎士団ユニフォームの見直し」。

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とんがり帽子の魔女
「新衣装は、あの騎士さんに試着してもらいます!スタイル抜群だし!」

白マントの令嬢「正式衣装、ビキニアーマーなんてどうよ?」

フードの魔女「安直じゃね?……また露出増やすの?」

白マントの令嬢「いいじゃんよ〜、動きやすそうだし!」

ピンクドレスの姫「だ、ダメですっ! そんな格好、王国のイメージに関わります!『禁』ですっ!!」

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フードの魔女「あら〜、お高くとまってるわねぇ。
でもさ姫様、あんたがちょっと色っぽくしたほうが国民ウケいいんじゃない?」

姫「な、何ですって!? あなたなんかいつも丸出しじゃない!」

フードの魔女「丸出しとは何よ!」

姫「何よ!!」

帽子の魔女「ちょ、ケンカやめなって!机が燃えるってば!!」

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――そのとき、扉が勢いよく開いた。

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銀の鎧の騎士が登場。
陽光を反射する鋼の鎧姿。
炎の中から現れたような神々しさ。

騎士「やめなさい!お前も、姫様も!」

一同、神妙な顔で姿勢を正す。

騎士「大体な、装備というものは実用性がいちばんであり――」

こんこんと説教を続ける騎士。
だが一同は納得がいかない。
なぜなら、その騎士の普段の装備こそ――ビキニアーマーそのものだからである。

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「私たちは何を怒られているのか」
そんな疑問がぬぐえない一同であった。

ーーー

補足
最後の画像はこの時の再掲 姫騎士はR15送りになったこともある前科者です。
ビキニアーマーの姫騎士(全年齢)
https://www.chichi-pui.com/posts/c4996f01-9c9b-4a70-9ca5-45d53a1f89b9/

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