対流圏まで上昇し、飛行テスト中の魔導船内部では...

椿咲「い、今飛んでますのよね?その割には中はとても静かで揺れが全くありませんわ💦」

ルミィア「すごかろう?アンチグラビティインサイトシステムというての?船の中の重力制御を自動で行う故に、揺れやGによる肉体の負担は軽減されるんじゃよ♪」

月美「すっご...あっという間に対流圏?街や大地があんな小さい...これ!すごすぎん!」

葵(うん、オートとマニュアルの感覚、それにモニターも良好♪出力30%でこんな動作を?なんか夢みたいな乗り物やん♪)
多数の機器を使いこなしている葵。
手早くコンソールを入力し、魔導船のコントロールを難なくこなしている。

椿咲「凄いわ♪葵!これあなたが動かしてるのね♪」
葵『にしし♪だいぶシミュレーションで練習したきね♪』
モニター越しに会話する。

葵「ステルス機能も良好♪やと思うけど、どうなんかわからんねぇ?」

月美「城で確認した時はバッチグーやったし、ほんと、掘り出し物ばい♪」
歓喜する月美。この船が執事の手伝いだけでなく、戦争を防ぐ翼になろうとは思いよらずだ。

System『GPS信号を受信、マップ展開及び各衛星へコンタクト開始......フルコンタクトモードへ移行、ナビゲーション表示』
Systemの音声が終えると世界地図のモニターと、小さいレイヤーモニターに周辺地図が映し出された。
葵「へ??なんなんこれ?」

葵『ルミィアちゃん💦カクカクシカジカなんやけどこれっち?』
ルミィア「なんじゃと!?!?衛星とな!?まだ稼働しているだと!?1万年以上も前のオーバーテクノロジーじゃぞ!?」
月美「???どゆこと??」
椿咲「???」
魔王女姉妹ははてな顔...ルミィアは興奮のあまり背を向け語る。
ルミィア「要するに、宇宙空間と繋がったんじゃよ...コレで、移動すること無く、地表探索が可能となった!」
葵『うわわわ💦凄い💦地図をタップするとそこの詳細情報めちゃ出るんやけど💦』
ルミィア「アハハ、とんだ化け物じゃ!この船は!」
明るい題材が重なり、その日の試運転は大成功で終えることになった。

呪文

入力なし

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