小説『断捨離、斬捨離』【ニャンノ世界】

【構成要素】
#絵物語 #ニャンノ世界 #反抗作戦
#冥土隊 #冥土ウサギ #ウサギ
#エッセイ #小説 #創作 #文学
#生きる

【絵物語】
『断捨離、斬捨離』

日頭世界(DaysAI)では、
見るメリットが殆どない
チケットが増えるわけでもないし
ダイヤが貰えるわけでもないし
正直に言って時間の無駄である。
冥土ウサギは、その時間の分を
創作に回す…その方が自分の為になるからだ。だから、日頭世界における繋がりは限定的で、気が向いた時にしか、言葉を紡がない。
どうして、なぜ？
この人と交流しようと思ったのか？?マークが浮かんだ時は容赦なく断捨離する。
冥土ウサギには、毎度、リセット癖があるから、都度、まっさらな状態にしたいという欲求に駆られる。
だから、関係性が続くのは珍しいことであり、冥土ウサギは、興味のある存在にしか反応しないし、
興味のないことには見向きもしない、ドライな人間なのである。

だからこそ、いいねありがとう❤️とか、何万人突破しました♥とか
そういうのがあると、反吐が出るし吐き気を催すのが、偏屈なところだと冥土ウサギは感じている。

根っからの闇の気質、病みなのかもしれない…

反対にいえば、陽キャラってのも、病んでるからこそ、病みだとも思うのだ。

承認欲求モンスター、これは陰も陽も関係なく誰しもが備わってることで、私はこの承認欲求モンスターに苦しめられた時期がある。

なぜ、あの子は人気で私は人気じゃないのか…人と比べて自分なんて…と思い悩んだことがある。

これは、今もその存在を知覚することがあり、暴走してしまうのではないかと不安に思うことがある。

しかして、比べたってどうしようもないことで、大事なのは、今の自分と過去の自分、其が1歩前に進んでいるかどうかなんだと、冥土隊の恩師に言われた時は涙を流した。

そうだ、他人と比べても、
出てくるのは、真っ暗な劣等感で際限ない深淵が自分自身を追い詰めるだけなんだと…

冥土ウサギは聖人君子ではないし、完璧でもない、ヒーローでもない、ただ思ったことを呟き
武器を振り回す狂人なだけ…

それでも明日を生きたいと願う
しがない兎耳なんですと呟きつつ、倉庫にある創作物に向きあってゆく決意をゼリーの如く固めていくのであった。

書こう進もう…

あの日構築した過去の遺跡へ
進む熱を燃やしながら…進むのだ。