―ドカーン‼
ある晴れた日の昼下がり、気怠い雰囲気漂うオフィスに突如として轟音が鳴り響く。
驚愕のあまり呆然としていると、研究室の方から二階堂七子が苦笑いを浮かべながら現れた。
「いやはや~…お騒がせして申し訳ないです、ハイ」

まさか。

背中に寒いモノが走る。急いで彼女が出てきた研究室へと駆け寄るが
そこには辺り一面瓦礫が散らばり、煤煙漂う廃墟と化した無残な空間があるだけだった。
「いや~最初は順調だったんだよ?ただ、限界がどこまでなのか知りたくて、つい負荷を」
「…」
何やら言い訳めいた事を発しつつ、おずおずとコチラに歩み寄ってくる二階堂七子。
私は無言のまま彼女に相対すると、万感の思いを込め右手を振り下ろした。
「ぎゃあああああ!?」

呪文

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