第82話 「奇跡の余韻と、アンコール」

使用したAI ChatGPT
【カクヨム掲載】
あぶ著
『異世界帰りのTSポンコツ女神、信仰ゼロから配信で生き残る!』
第82話
「奇跡の余韻と、アンコール」より

 胸の奥からせり上がってくる熱い感情に、視界がじんわりと潤んでいく。静かにアイスを食べている彼女の姿が、滲む視界の中で、月明かりを浴びてやけに優しく、温かく見えた。
(困らされる時もあるけど……それでも、やっぱりこの子は俺にとって、世界で一番眩しくて、最高にカッコいい推しだ……ッ!)
 胸の奥から湧き上がる本物の感謝と、止められない愛おしさに、俺の黄金の瞳がうるうると潤んでいく。
「……そう、でしたのね」
 ぽつりとこぼれた俺の掠れた声に、隣の彼女はスプーンをくわえて不思議そうに首を傾げた。
「――りんさんっっ!! 本当に、本当にありがとうございますわぁぁぁっ!!!」
 俺は食べかけのアイスをそっとテーブルに置くと、感動のあまり自分から全力でりんちゃんにガバッと勢いよく抱きついてしまった。
「……ふぇ?」
 俺の腕の中で、りんちゃんはキャパシティを完全にオーバーしたように、ピキッと音を立てて硬直していた。
――のちに聞いた話によると、この時のりんちゃんは「エルちゃんの凄さを世界に届けられただけで大成功。これ以上を望むなんて罰当たり」とそんな殊勝な理由で、俺から抱きしめてもらいたいと思う気持ちを封印していたとのことだった。
 いわゆる推し活の『賢者モード』ってやつか。
「ふにゃぁ……っ。お、お歌だけで十分幸せだったのにいぃぃ……不意打ちハグは、反則、だよぉ……。……最高……きゅぅ……」

呪文

入力なし

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