10才の時の二人

使用したAI Dalle
(筆が乗ってしまって、予定を遥かにオーバーする超長文キャプションとなりました。もしご興味あればお読みくださいませ・・m(__)m)

「そういえば、香澄先輩と凪咲さんっていつからどうやって仲良くなったんですか?」
「・・・えらい唐突な質問ね。まぁ、良いけど。・・・そうね。確か10才ぐらいだったかしら?」
「うぅ・・・そんな10才ぐらいから、なんて中途半端な覚え方されているなんて・・・私は悲しい!ちゃんとピッタリ10才からじゃない!私たちの友情なんて、そんな儚いものだったのね!」
「凪咲は凪咲で、何でそんな正確に覚えてるのよ・・・そうか。小4から初めて一緒のクラスになったんだっけ?」
「そだよー。ほら、これ。初めて一緒に写真撮ったのが、ちょうど15年前の日付になってるでしょ?」
「うっわ!やば可愛い!可愛すぎるでしょ二人とも!こんなのズルい!私もここに入りたい!」
「何を物理的に無理なこと言ってるの・・・あー、こんな前から仲良くしてたのか。そう考えると本当に長い付き合いね。」
「この頃から続いてる友達も居ない訳じゃないけど、今も定期的に逢うのは本当に香澄ぐらいだなぁ。一応、地元には定期的に帰ってるんだけどね。」
「凪咲の親御さん厳しい方達だもんね。でも良いご両親じゃない。元から良くして頂いていたけど、社会人になって、ああいう能力も人格も兼ね備えられている方達の凄さが身に染みて分かったわ。私も今度ご挨拶にお伺いさせて?」
「友達にも容赦なく厳しいうちの両親のしつけを良くして頂いたなんて言えて、そのうえでうちの両親に逢いたいなんて言うの、私の友達じゃ香澄だけだよ・・・まぁ・・・香澄の言う通り、私も社会人になってあの教育が本当に有難いって身に染みたけど・・・」
「凪咲さんがそんな恐れるって、本当に厳しいご両親なんですね。でも、それを有難いって言える凪咲さんも凄いと思いますけど。あれ?と言うことは凪咲さんってお嬢様?」
「あー・・・まぁ、はい。子供ながらに所謂「良いとこ」なんだなぁと自覚はしてました。だからと言って私への態度変えないでね、遥ちゃん?お姉さん泣いちゃうよ?」
「そんな、別にそこ目当てで仲良くしてるわけじゃないですから!でも、そっかぁ。私もこの仕事ですから、人の所作とか振る舞い見てて、凪咲さん明らかに育ちの良さが滲み出てましたから。食べ方とか飲み方、すっごいキレイですし。」
「うん。子どもの頃は一時期、食事が嫌になることもあった。少しでもダメな食べ方や飲み方したら容赦なく怒られるんだよ?まぁ、おかげさまで会食の時とか何も困らなくなったから、今となっては感謝だけどね。私が困らないようにしてくれたんだなぁって思うよ。」
「うーん・・・私はそれ絶対耐えられないなぁ・・・凪咲さん、努力されたんですね。」
「・・・え?」
「あ、すみません。失礼でしたね。人の苦労をそんな簡単に・・・」
「ああ、いやごめん、違うんだ。えーっと・・・うーん・・・もうここまで来たら話しちゃうか。実は、そのセリフが香澄と仲良くなったのと被っててね?」
「え?そうなの?」
「やっぱり自覚ないかー。えっとさ、私が小4の時に普通は小学生が取れないような資格に合格して、表彰されたの覚えてる?」
「あー、あったわね。英検準1級だったかしら?」
「そうそう。でさー、今だから言うけど私、当時は英語が苦手だったんだ。だから、あれ少なくとも個人的にはめちゃくちゃ努力したの。でも、もちろんそんなの周りは知らないから、やっぱり凪咲ちゃん天才だね!とかね。もちろん悪意はないのは分かってたけど。」
「・・・何となく思い出してきたわ・・・」
「おっ!流石は大親友!そうそう♪そこで香澄だけが、とっても頑張ったんだね!って言ってくれたんだよね♪」
「はぁ・・・なるほど。そこが最初に凪咲の琴線に触れたって訳だったのか。」
「今、15年の時を経て明かされる!ってやつだね!元々、香澄のことは可愛い子だなとは思ってたけど、そこからは仲良くなりたいなって思って、猛プッシュして今があるってわけ♪」
「何かある時からえらいグイグイ来るなぁと思ってたけど、そういう事だったのね。」
「二人にそんな感動の秘話が!良いなー。私も2年早く産まれてたらなぁ。」
「いやいや、2年遅れた後輩にもこういう立場が居るというのはとても有難いものだよ!やっぱり遥ちゃんを選んだ私の目に狂いはなかった!まさか香澄と同じことを言われるとは。二人ともその目線を忘れないようにするのだぞ!ドヤァ」
「貴女は一体何目線なの・・・ま、お互いそういう所から気が合ってたのかしらね。これからも宜しくね、凪咲。」

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すみません。めちゃ筆が乗ってしまって、超長文になってしまいましたm(__)m
香澄さんと凪咲さん、二人の馴れ初めはいつか書きたいなぁと思ってたのですが、いざ書き始めると止まらなくなってしまって^^;
お互い努力家な所を好きになるにはどんなのが良いかなぁ、と考えたところこういうシナリオが思いついたので書いてみました。
いや、難しい。改めて小説家さんやシナリオライターの凄さを思い知りました。読ませる文章というのも鍛えていきたいところです。二人の魅力が伝わると良いなぁ。

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