ホラー序章前編

使用したAI Stable Diffusion XL
あの日、本当は、物心つく前に亡くなったって言う
お母さんの声が聞きたかっただけだったんだ……

「町の外れに廃校があるの知ってる? 夜に行くと、死んだ人と話せるんだって」

そんな噂を耳にしたとき、胸が高鳴った。我ながらバカみたいだってわかってる。

でも、もし本当にお母さんに会えるなら……
それに、お姉ちゃんだって本当は逢いたがってるのを知ってる。



その噂についてお姉ちゃんに打ち明けたのは、夕飯の後だった。

「それ、本気で言ってるの?」

「うん」

少しの沈黙の後、お姉ちゃんは小さくため息をついてから言った。

「……じゃあ、私も一緒に行く。絶対、ひとりでは行かせないから。(私だってママに……それに、約束だから)ボソッ」


深夜0時、私たちは町外れの森の奥、廃校に向かった。空気は妙に冷たくて、木々のざわめきが耳にまとわりついてくる。
でも、不思議なことに虫のざわめきや、動物の鳴き声が聞こえてこない。

少し不思議に思ったけど……
この時の私は気にせず進んでしまった。



錆びた門を抜け、さっき雨が少し降ったからぬかるんだグラウンドを越え校舎に入る。
夜の学校、それも廃校と言うこともあり夏なのに空気が氷る。

当たり前だけど怖い。
いつしか声も大きくなって、隣のお姉ちゃんと会話をする。
内容は覚えていない。
ただ、お互いに恐怖をまぎらわすためのものだ。
大したことではなかったんだと思う。

やがて軋む床を踏みしめながら廊下を進んでいくと目の前に古びた階段があらわれた。
古い木製の階段は幸い床が腐っていると言うことは無さそう。

階段をのぼる。
階段は不快な音を奏で、私達を不安な気持ちにさせる。
目的地は2階にあるらしい音楽室。
そこが、噂の場所……

私達は運命の場所へと一歩一歩近づいているのであった。

ドアを開けた瞬間、空気が変わった。
ここはおかしい。
ここにいちゃいけない。
本能がそう叫んでいる。

音が消え、温度が下がり、まるで時間が止まったみたい。
でも、折角ここまで来たのに今更引き返すのは……
それに大好きなお姉ちゃんと一緒と言うのもあったし。



黒板には、まるで誰かが今しがた書いたように、白いチョークの文字があった。

「話したい者は、代償を捧げよ」

「これ……なに?」

「やめよう。お母さんにはもう会えないよ、そんなことしなくても——殺気‼」

その瞬間お姉ちゃんが窓を砕いた。
ガラスの破片がキラキラと舞い。
私にもかかっていると言うのに、舞い散るガラスと衝撃で飛んでいくお姉ちゃんの眼鏡が妙に綺麗だったのを覚えている。

そのときだった。

後ろの壁から、黒い影が滲み出すように現れた。教室の四隅からも、何かが這い出してくる。形のない、言葉もない、ただただ“死”の気配をまとったもの。

動けなかった。怖くて、足がすくんだ。

そして、アイツの声が聞こえる。

今も忘れられないアイツの男とも女ともしれない…
不快な不快な笑い声が……


※後書き的な何か
まあ、まだ途中だけど😅
と言うわけで長いので区切りますw

それと、キャプションとイラストの文章が違うのは仕様ですw

どうしても小説的表現とイラストにつける文章だと変わってきちゃう…
まあ、一部わざと変えてるところもありますがw
廃校舎にはいる前のイラストとか作ってたら終わらないしね

と言うわけで、今回は大っ嫌いなホラー
を少しでも克服するためにかなりガチで作ってます
って言うか、本当に長いですよ…
この後4~5投稿位かかるんじゃないですかね

あ、まだほとんどホラー描写してないですけど
全部読んでも怖くないよって場合は
私にはホラーはやっぱり向いてなかったんだなって
生暖かい目で見てやって下さいw

追伸
土日台風&地震で津波とか言ってるなか
海へ旅行の予定なんで
(流石に海には近づきませんがw)
期間内に完結するかなこれ……

呪文

入力なし

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