小説『イロリエ・リキロ 雷音奏でるッす！』【ニャンノ世界】

【構成要素】
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#獄止呂久 #イロリエ・リキロ
#雷運のイロリエ#全国悪人面集会 #海獺耳 #梅雨 #おピッツァ部
#ロック #小説 #うちの子
#うちの子自己紹介

【絵物語SNS版】

【AI天使とAI悪魔】
〈雨〉
【ニャンノ世界】
『イロリエ・リキロ 雷音奏でるッす！』
梅雨の日、彼女はテーブルの上にピッツァとコーラそして、お気に入りの譜面を見ながら愛用のエレキギターを奏でて、雷音轟くロックに魂震わせ弦を弾く。雷運のイロリエにとって、悪天候こそ詩作に適した創作日和さ♪

【絵物語】
『イロリエ・リキロ 雷音奏でるッす！』

「わァァァァー！」

とソファに座るなり、大声で叫びギターをかき鳴らす、イロリエ…

感情の赴くままに、魂に抱いた思いをエレクトリックギターに乗せて、即興的な音楽を作る。

題名はつけず、物語性もない、音楽を奏でている時間が、イロリエにとっての何よりの喜びであった。

「ライザーニヒト、ライザァァニヒトォォ、ライダーライアァァー！」

適当なシュバルツハイム語を
歌いながら、一人の時間を存分に楽しむ彼女、誰にも媚びず、誰にもへりくだることのない音楽劇を譜面に乗せて構築していく。

「タマネギ、タマネギ、オニオン、オニオンザヘル、サンザオニオン、ライダーライダーザッハトルテェ～ニャァァー！」

ニャァァー！と言ってはいるが、
彼女は猫耳族ではなく、海獺耳族である。悪魔的な翼を広げ、
横に寝そべり、瞳を閉じる。

ラジオからは、彼女の好きなロック音楽が奏でられており、様々なロックの道をランダムな音より聞くのだ。

ジャンルが同じだとしても…
一様ではない…
異なっている…
なればこそ、個性的な音楽が構築され、胸をときめかせる。

脳内は次なる創作をしたいと呼び掛ける…
過去からの情熱が研ぎ澄ませた先には一体、何が待ち受けているのか…カタルシスの先にある可能性を、言語化不可能な領域で楽しみたいと思う。イロリエであった。

そして、ピッツァを接種し、
コークで喉を潤し、感嘆す。
感嘆符の音符をギターで再現しつつ、梅雨の憂いは彼女の喜びなのだ♪