蒼き呪詛と、冷たい鉄

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蒼き呪詛と、冷たい鉄

「……また、羽虫が湧いたのね」

ステンドグラスから差し込む青い月光が、大聖堂の冷たい床を照らしている。
少女――レナは、自身の身長ほどもある漆黒の太刀を、音もなく引き抜いた。

この大聖堂は、かつて神聖な祈りの場だった。しかし今や、異界の眷属が這い出る悪夢の巣窟。
闇の奥から、ねばつくような足音と、飢えた獣の唸り声が響いてくる。

主催者の弘資が言っていた。「今回は銃火器の魔道具も解禁だ」と。
確かに、魔力を込めた弾丸で遠くから肉塊に変えてやるのも悪くない。

けれど、レナはフリルのついたゴシックドレスを軽やかに翻し、冷淡な瞳(じとめ)で闇を睨み据えた。

「私は、こっちの方が肌に合うわ。骨を断つ感触が、一番静かで心地いいもの」

刃が青く脈動する。それは、魔力を喰らう呪いの輝き。
少女は一切の感情を排した顔のまま、音もなく最初の一歩を踏み出した。

呪文

  • Steps 30
  • Scale 7.0
  • Seed 26301798
  • Sampler Euler a
  • Strength
  • Noise
  • Steps 30
  • Scale 7.0
  • Seed 26301798
  • Sampler Euler a

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