宇宙人と猫は勉強をしました。
猫は勉強をして、
宇宙人は猫から地球の言葉を学び
代わりに外宇宙での話を聞かせました。
猫は人間不信なところが
ありましたが、宇宙人も同じでした。
いつしか、宇宙人は猫と一緒に
ひとつの物語や歌を作るようになりました。
「ワタシは言葉は拙いですが、
ニェコノさんに教えてもらって
なんとかマシになったように思います」
「ニェニャニャニェニャニャ」
「ありがとうございます。これからも、ともにチキュウのカンキョウよりよくしましょう」
彼らが書いていた物語は、
猫や宇宙人に支持され、
人間には恐れを抱かれた。
それもそうだ、
彼らの書いた話は
『ニンゲンをソウジするには』
といった題名で地球の汚れである人類を
どう駆除していくかについて、
物語形式で書かれていたのだから。