スーパーちちぷい販促事件

2025/12/14

使用したAI Stable Diffusion XL

スーパーちちぷい・特設コーナー。
「出版社合同フェア開催中！」のポップが賑やかに並ぶ。

桐島はスーツ姿で、真面目に立っていた。

「本日は自社新刊の販促で来ています。
料理本とエッセイを中心に――」

説明しながら、ふと横を見る。

……ある。

『編集者・桐島写真集
―WORK & OFF―』

しかも平積み。
しかも帯付き。

桐島：
「………………は？」

一瞬、現実を理解できなかった。

柚月（手伝いで同行）：
「あ、桐島さん。ありましたね、それ。」

「“ありましたね”じゃない！！
なんで私の写真集がスーパーにあるの！？」

帯にはでかでかと書いてある。

『知的でクール、その素顔。』

桐島は無言で帯をひっくり返した。

裏面：
『逆バニー未収録（安心）』

「誰に向けた安心情報なの！？」

そこへ店長が笑顔でやってくる。

店長：
「いや〜、出版社さんから“ついでに”って！」

桐島：
「ついでの内容じゃないでしょうこれ！！」

店長：
「編集者本人が来店されるって聞いたので、
“ご本人立ち会い販促”は強いかな〜と！」

桐島：
「聞いてない！！」

通りかかったお客さんが立ち止まる。

客A：
「あ、この人、今日ここにいる人じゃない？」

客B：
「ほんとだ！写真集の人だ！」

桐島：
「違います！今日は編集者として――」

柚月（小声）：
「桐島さん、サイン求められてます。」

桐島：
「編集者にサイン文化はない！！」

結局。

自社書籍は順調に売れ、
なぜか写真集も同じくらい売れた。

レジ横のランキング。

1位：理久ラボ謎ドリンク
2位：編集者・桐島写真集
3位：料理エッセイ新刊

桐島は天井を仰いだ。

「……私、何屋なんだろう……」

柚月は肩をすくめて一言。

「スーパーちちぷい公認“顔が売れる編集者”、ですね。」

桐島は何も言い返せなかった。

別フロアにて逆バニー本が…
https://www.chichi-pui.com/posts/4362b891-753b-4e98-a40d-c4f5e29d9c9d/

呪文

呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。

イラストの呪文（プロンプト）

jacket partially removed, heart in eye, burnt clothes, holding fishing rod, kanji, doujin cover, pentagram, tape gag, adjusting headwear, red socks, friends, cloud print, coke-bottle glasses, oral invitation, competition school swimsuit, barbell piercing, gradient legwear, prisoner, blood on breasts, wind chime, carrying over shoulder, tape measure, flaming weapon