『やはり兎と言えば私でしょう！』byうどんげ。

うどん『よもや再び登場する機会があろうとは！　企画者様はよくわかってらっしゃる！！』
隣の人『みんな知ってる月からの使者、姫と先生の下働き、幻想郷の走り屋（つかいっぱしり）、稲葉の兎ことうどんげさんです』

うどん『その紹介文もうちょっと何とかなりませんか！？』
隣の人『嘘は言っていない。というか大丈夫？　前回は姫と先生にとっちめられてたみたいだけど』

うどん『抜かりありません！　輝夜様と先生には事情を話して三日分の残業と引き換えに撮影を許可してもらいましたから！！』
隣の人『発想が社畜だなぁ……。ちなみに向こうから鬼の形相で霊夢さんとレミリアさんが全力ダッシュしてきてるのはなんで？』

うどん『え？　別にあの二人はお昼に注文された『紅葉まんじゅう（激甘）』と『紅血まんじゅう（血液入り）』を届けただけですが？
　　　　…………あれ？　なんで二人とも届けたものとお互いに違うパッケージを持ってるんです？』
隣の人『『紅葉まんじゅう』と『紅血まんじゅう』って一文字違いだな…………つまりはそういうことじゃね？』

うどん『ぎゃあああっ！　もしかして取り違えた！？　なんで！？　…………あ、そういえば、近道だからって途中、レミリアさんと霊夢さんの届ける順番を変えたような…………』
隣の人『おーい、二人ともー、うどんげはここですよー』

うどん『いやあああっ！　よりにもよって食にうるさいあの二人のを間違えた！？　ちょ、なにしてんですか！？　手を放してくださいよ！　ここにいたらあの二人に捕まってなにされるか……！！』

霊夢＆レミリア『ご苦労。ふふふ、さあ、あんた（あなた）はちょっとこっち来なさい（いらっしゃい）』

うどん『最強と最凶がタッグを組んだあああああっ！』