ねぇ、私が頑張る理由ってなに?
人々を救って何になるの?
私は人に楽しみを届けるけど、
私はあなたたちに何を与えられているの?
教えてよ、人間、教えてよ、人類
君たちを守っているのに、
どうして、争いあうのかな?
なぜ、人を殺しあい、けなし合い
追い詰めようとするのかな?
なぜ、救わなくちゃいけないのか
わからなくなってきたよ、
それでも戦いなさい、進みなさい、
見えない重圧が私を苦しめ、殺す、
残酷な重しとなって私を苦しめる。
私はつまり、死ね?っていうの、
赤と青の月が昇る、
終わりの始まり、
今まで殺した敵は
人類に絶望した魔法少女だと知り、
この戦いが無意味だと知る。
魔法少女つまり、自分、
自分自身を殺していたのかと知ると、
無意味になって笑う。
「あはは、あはは!なんで、人間は私たちを殺し合わせるの意味わかんない!」
苦しい、悲しい、虚無、
きっとこの辛さは誰にもわからないよね。
誰にも、そう、この地上の誰にも、
どんなにやさしい言葉で着飾ったって
私の心を救える人間の声なんて聞こえない。
聞けるはずがないんだよ。
だって、魔法少女じゃないんだから!
救いはあるんですか?
ないです。
人を救える物語があって、
自分を救う物語があるんですか?
ないです。
死ねってことですか?
はい、命令に忠実ではない道具は
廃棄です。
だから、私は魔女になる。
怒りと悲しみの魔女に生まれ変わる。
世界は醜く憎く、滅ぼしたい。
これから、生まれてくる子達が魔女にならないように、例え、幸せの可能性があったとしても摘まなければ悲しみが増えるだけ、希望なんてない、あるのは絶望と一筋の暗闇だけ…
私なんて死ねばよかったんだってね…
ごめんね、世界、ごめんね、人類、
私はやさしい魔法少女じゃないんだよ。
(猫メモ)
深夜に投稿させてね、誰も見てないと思うから、この暗い夜に投稿した方がきっと、心の闇は喜ぶと思うから。もし、魔法少女になったとしたら、自分は闇に囚われて世界を滅ぼしてしまうかもしれないですね。
『魔法少女まどか・マギカ』をもう一度見たくなってきました。この創作世界から解放してくれればの話ですけどね。