姉のミカエルは神に謁見すべく、妹のミラエルを天界に連れて行き、謁見の間でミラエルを膝まづかせた。

「ミラエル、貴女は堕天した罪を償わなければなりません。これから神の審判を受ける事になりますが、何を言われても、ただ「はい」」とだけ答えて、口答えしてはなりません。そうして神の慈悲にすがり、少しでも罪を軽くして頂くのです。いいですね?」

『…はい…』


しばらくすると神が現れ、二人の前の神の座についた。
《ミカエル、ミラエル、面をあげなさい。審判を始めます。…ミラエル、貴女は無断で下界に下り、神への信仰を無くして堕天した!相違ありませんか?》

③④⑤
ミカエルが妹をかばって口を開く
「神よ、恐れながら申し上げます。
妹は確かに下界に下りましたが、決して信仰を失くした訳ではありません!
な、そうだな?ミラエル!」

『…お姉様…』

裁かれているのは妹なのだが、神の前でひざまづき、必死で懇願しているのは姉の方だった。
ミカエルは何としてでも妹のミラエルを助けたい!と、切に願っていた。


と、突然神の表情が崩れ、それまでの緊張した面持ちから一転、柔和な目を二人に向けた。
《ミカエル、ちょっとからかってやろうと思ったんだけど、あんまり必死すぎて洒落にならないわ!
堕天した者は皆、魔に転じる。ではミラエルは?魔女になったの?私はちっとも魔力を感じないんだけど?》

『は?そう言えば…確かに…でも魔女の姿が…』

《天界から下界に堕ちた者は例外なく魔に転じる。
それは覆す事のできない「大いなる理」よ。
だから天界から「ただ落っこちた」ミラエルも、例外なく魔に転じる対象になったけど、この子堕天してないじゃん!
昼寝してて、寝返り打った拍子に落っこちちゃっただけじゃない?》

「でも…ミラエルのこの格好は…」


《「大いなる理」にもきっと事情があったんじゃない?大人の事情ってやつねきっと 笑
ほら、よく見てみなさい、ミラエルの頭の上にはちゃあんと天使の輪があるじゃないの!
魔女の帽子で隠れてたのね。》

『か、神様…じゃあ、私は…』

《オールオッケー!これまでと何も変わらないわよ!
でもせっかくだから貴女に使命を与えます。
ベルゼブブ達、魔の者達と戦争するのも飽きたからさぁ、貴女頑張って天使も魔族も人族も、みんな仲良く暮らせる世界を創りなさい!
できるまで天界に帰ってきちゃダメよ!》

こうしてミラちゃんはお咎めを受ける事なく、天使と魔女の間を取り持つ役割を与えられ、大いに張り切って任務に邁進しましたとさ。

↓【過去作品にはここから跳べます】↓
① 堕天使魔女ミラエル(ミラちゃん)
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