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【絵物語】
『御藁形ナイ』
ネオ越夜隊
師叶 御藁形ナイことナイ・ウィッカーは
北方のニャンロッパより上の
人里離れた場所で、古代ニャルン信仰を
信奉していた。
外なる猫神に捧げるべく毎年のごとく
供物を捧げていた…、そして、
ナイ・ウィッカーも部族の掟に従って
供物として殉じようとした時、
製棺饗弾を率いた鉄棺のスタロン
によって救われる。

「貴方がシヌのはここではないもっと、広い場所だわ…」

スタロンに言われ、彼女は世界の外を
見たいと願い手を取り、
数多の戦線で、敵兵士たちを
供物に捧げてきた

手を掲げる、

「全てを藁に変える」

心臓を見据え、藁に変えた時…
エルフたちの口からチが出てくる

「あれ…どうして…」

倒れる…倒れたエルフ兵を
担ごうとしたとき

「あっ熱いあっぐっわぁぁ」

「皆、燃えちゃえ…」

虚ろな瞳で眼を向ける…
全てが燃えよと語りかける…

そして、伝播して
人体の一部が藁となり
伝播する…

ナイ・ウィッカーは
捧げる者から、供物を生み出す存在へと
変貌したのだ…

「今日も敵さんを燃やしていくね」

灯火…煙、黒煙、燻り、戦場は
混沌へと染まる…

呪文

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