オイラ達を拾ってください

そこは段ボール箱の中。
コロポックル赤髪お兄ちゃんズくん「う、ううう……これからどうしよう…」
コーギー犬「くぅ～ん……」
子猫「ミャーミャー」
コロポックル赤髪お兄ちゃんズくん「ウンウン、そうだよね……お腹すいたよね……」
いや、お前動物の言葉分かるんかい！とツッコミを入れたくなる。
この段ボール箱の中に３匹は捨てられていた。
１匹目はコーギー犬、短足で有名な人気の犬種だ。
２匹目は子猫、種類は良く分からないが、子猫を嫌うやつも珍しいだろう。
３匹目はコロポックル赤髪お兄ちゃんズくん、「いや、お前捨てられたんかい！」とツッコミが入りそうです。
でもでも、３匹はお互い助け合ってこのまま寒い冬を越……………………。
女性「コギたん！コギたんどこ～！？もう帰るわよ！？」
コーギー犬「ひゃう～～～～～～ん！ワンワンワン！」
どうやらコーギー犬、飼い犬だったみたいです。
コロポックル赤髪お兄ちゃんズくん「な、なんだってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！？」
ショックを受けているコロポックル赤髪お兄ちゃんズくん。
女の子「あ！この子猫！捨てられちゃったのかなぁ？かわいそう！」
母親「そうねぇ……こんな小さな子じゃ自分じゃご飯も取れないでしょうね……」
女の子「そ、そんなぁ！…………ママ！この子……家で飼えないかな？」
母親「……………そうね……よし！家で引き取りましょう！」
女の子「ホント！？やったぁ！」
その女の子と母親は子猫を引き取ることにしたようです。
コロポックル赤髪お兄ちゃんズくん「な、何だってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！？」
そして最後、一人だけ残りモノとして売れ残ってしまったコロポックル赤髪お兄ちゃんズくん。
コロポックル赤髪お兄ちゃんズくん「いや、オレは別に売れ残ったわけじゃねえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！」
結局最後まで残ってしまったコロポックル赤髪お兄ちゃんズくん。
お腹がすいてきたらお家に帰りましたとさ。
めでたしめでたし。