マルチビタミンさんの♪
ミクちゃんが本日ご出演しました☆
>□<)だ、大丈夫かしら! ミクちゃん! お願いします☆

フルは☆カクヨムの下記リンクです♪

https://kakuyomu.jp/works/16818622177526960172/episodes/16818792438950481433

~~~~ミクちゃん好きだぁ~~~~~

 わたくしたちはじゃれ合いながら、キャンプ場の売店に到着しました。

 とても賑わっていますわね♪ 皆さんの笑顔が、陽射しに照らされてキラキラと輝いていますわ♪

 キャンプ場のほぼ中央に建てられた木造の箱型建屋は、ログハウス風の外観で、自然と調和した温もりある佇まい。
 中に入ると、スーパーマーケットのように、地元の新鮮な野菜や果物、肉や魚介類、調味料や炭まで、キャンプ飯に必要な物がずらりと並んでいます。

 さらに、釣り道具やアウトドア用の遊具の貸し出しも充実していて、ハンモックやランタン、焚き火台など、アクティビティを楽しむための補助器具もレンタル可能で、まさに《《手ぶらで来てもフル装備》》の頼れる拠点ですわ♪

 木の香りが漂う店内には、子どもたちの笑い声と、スタッフの元気な挨拶が響いていて――
 まるで、自然のテーマパークのような空間ですの♪

「キャハッ♪ ねぇねぇ、お嬢さんたち~♪ とれたて新鮮っ☆ ちちぷい島の食材で、キャンプご飯いかがですか~♪」

 わたくしたちに元気よく声をかけてくださったのは、ピンク色の美しいストレートヘアに、ぴょこんと揺れる猫耳が愛らしい、獣人族の女性でした。

 年上のように見えますけれど、透き通るような緑色の瞳にはあどけなさが残っていて、どこか親しみやすい雰囲気。
 エプロンの下には、白いタンクトップとミニスカートを合わせていて、動きやすさと可愛らしさを両立したスタイル。
 スラリとした体型に、元気いっぱいの笑顔――まさに、キャンプ場のアイドルですわ♪

 胸元の名札には、『猫耳マートから出向 ミク』と書かれていました。

「椿咲! あの店員さんの近くから、美味しい気配がするわ!」

「まほ? 謎の感覚を発動しないでくださいませ……って、まほ~~! わたくしの手を引っ張らないでぇ~!」

 ……もう、これは完全に暴食の巫女ですわよぉ!

「お二人とも、すっごく可愛いわね♪ キャハ☆ これ、キャンプ場近くの畑で採れた朝摘みの野菜と果物よ☆」

 ミクさんが、店内の食材を笑顔で見せてくださいました。
 確かに、どの食材もキラキラと輝いていて、とっても美味しそうですわ♪

 ええと、ラーヴィ様からいただいたメモには……

「椿咲……肉は必ず入れてね?」

 わたくしにピッタリとくっついて、まほがじっと耳元でささやきます……

「まほ? ちゃんとメモに書いてありますから、安心してくださいませ?」

「キャハ☆ 二人とも、すっごく仲良しなのね♪ あたしとお姉ちゃんみたい♪」

 この方にも、お姉さんがいらっしゃるのですね。きっと美人さんなのでしょうね♪

 ええと……牛肉10キログラム、豚肉10キログラム、鶏肉10キログラム、キャベツを4玉と――それから――

「……よく考えてみますと、この量! これ、わたくしたちだけで持ち帰れるかしら?」

 全部で何キログラムになるのでしょうか……少し、買い出しを引き受けたことを後悔し始めました。

「大丈夫よ、椿咲。ヤマネさんを憑依させれば、私、持てるわよ?」

 エッヘンと胸を張るまほ……んもう、調子に乗って♪

「それでは、まほ? 食べるからには、しっかり運んでくださいませね♪」

「まかせてね♪」

「キャハ☆ 2人共♪ 安心して☆ 宅配サービスあるから。後でお届けできるわよ♪」

 あらあら♪ そ、そんなサービスがありますのね♪

「ミクさん、それでは、宅配をお願いいたします♪ ご紹介、ありがとうございます♪」

「ううん♪ キャンプ~~~~☆ 楽しんでね☆ キャハ♪ アナタたち輝いてるぅ♪」

 輝いている……ですか♪ うふふ♪

呪文

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