凍ってしまった心狂を
気候が温暖なニャンニャンダ島で
温めた結果、彼女は元の姿に戻り、
かき氷を食べていた。
心狂兄「かき氷美味しいな」
「そうだね、シャリシャリしてて好きだよ…」
心狂は冷静にかき氷への感想を述べる。
「海の音、いいよね…」
「あぁ…この海の音、たとえ、死んでも、これからの世代も聞くと思うと感慨深いな」
こくと頷く心狂、
「兄ちゃん疲れた…」
「それじゃあ部屋で休もうか」
心狂兄は妹のために、
タオルケットと枕を用意し
快適な睡眠ができるように
安眠CDとミュージックプレイヤーを
準備してたりと気がきく兄に
妹の心狂は兄が誇らしいと思った。
「ありがとう…兄ちゃん」
心狂が微笑んだ…
その表情に兄は救われた気持ちになった。