第2次争乱が終わり、
安寧の日々が訪れるかと思われたのもつかの間、陽群来巣に緊急招集がかかる。
「やぁ、とにかく、いつものメイド喫茶店で」
僕を呼んだのは、
オタク・フィクサーだ。
「神の繭を封印しなくちゃならなくなった」
「えっ?」
「その神がどうやら終末事変に関わっていたのさ」
「そうなのか…」
「だから、僕たちは封印作戦を開始する、そのために、神の繭を奪取する必要があるんだ」
「スカイペネトレーター奪取作戦を思い出すな」
昼夜を問わず攻撃しつづけた、あの無茶苦茶な作戦を
「今回もおなじようなことをするかもしれない」
「絶対するねこれはね」
僕は断言する、数の不利が明らかな以上、数の暴力には数で対抗するしかなかった。
故に…
「とにかく、考えるよいろんなものを!」

呪文

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