あるねこはしょげこんでいた。
結局また駄目なのか…。人数が、初動が駄目ならダメなのか…。
トボトボ帰る。また、結論のわかっている未来をなぞるだけ。
つまらないなぁ。。。
もう、やめてしまおうか。。。
「聞け!業務連絡だ」
顔をあげた。
「諸君、お疲れ様!
まずはニューナゴヤドーム獲得、おめでとう!
これは皆の協力の賜物だと思う!
また、ふくろーとの……」
ああ、本気で戦ってくれている人がいる。
本気で調べて勝とうと呼びかけてくれる人がいる。
拡声器からの声の振動で、心臓が高鳴る。
行こう!!!
僕は走り出した。
やるべきことは、もうわかった!!!
「あなたがつけてくれたこの胸の炎を、最後まで燃やし尽くすんだ!!!」
後ろでまだ声が聞こえる。あの声に負けないように。恥じぬように。
僕は僕の戦いを始めよう!!!
「ああ!!!なんて楽しいんだッ!!!」
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いくすん 様
https://www.chichi-pui.com/users/user_aot_9IXyPU/?p=4歩みを止めようとしたねこを救ってくださりありがとうございました。
感謝状にかえて、あるねこの小っ恥ずかしい記憶をお送りし、お返ししたいと思います。
いくら言っても足りない「ありがとう」にかえて。
令和6年8月6日
深夜テンションのねこもち32