……風が変わった。

闇を切り裂くように射し込む光が、私の頬を冷たく撫でていく。
白いドレスの裾が翻るたび、舞い上がる花びらはまるで、散っていった仲間たちの魂が私を急かしているよう。

この手に握る一振りの重み。
それが私の背負うべき宿命の重さ。
かつて花を愛で、穏やかな午後に微睡んでいた私は、もうどこにもいない。

振り返ることはしないと決めた。
例え、この純白が返り血で汚れ、桜色の髪が硝煙に燻らされることになっても。
私が私であり続けるために、守るべきもののために、この鞘を払う。

夜明けは近い。
でも、その光に辿り着く前に、私はこの手で未来を斬り拓かなければならないの。

――いざ。私の覚悟よ、天に響け

呪文

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