【ハーメルン掲載】
メスシリンダーガキ著
『転生したらTSして悪魔になったので、ロールプレイします』
第4話より

自分の言葉に、悪魔2人――2匹? は顔を互いに見合わせた。
「――ねぇ、これつまりどういうことぉ?」
「あなた様に理解できないのなら、我にも理解できませぬぞ」
 そして内緒話のようにヒソヒソと話し始める。
「……その、私たち悪魔いらなくないそれぇ?」
「何を言う、必要だ。つまりだな、帰ったらもう結婚してた事実にして欲しい」
「なんでぇ? どういうことぉ?」
 やはり人間が悪魔を理解するのが難しいように、悪魔が人間を理解するのは難しい……ということだろう。
 仕方がないので細かく説明することにした。
「いいか? おそらく、僕が告白したら間違いなく彼女は承諾する。親同士も仲が良いし、トントン拍子で事は進むだろう」
「すごい自信……それでぇ?」
「結婚はほぼ確定だ、ならば告白とか準備とか手間なだけだろう? だから既に結婚してたことにして欲しい。それが難しければ、帰った日がもう結婚の前夜とか――」
 「いや過程大事!」
 少女の悪魔が叫んだ。

呪文

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