小説『ドキドキサマータイム♥』【ニャンノ世界】

使用したAI Days AI
『ドキドキサマータイム♥』
BGM(SunoAI)
https://suno.com/song/53196727-40c9-4a79-a7c4-b8b4909a00a2?sh=wvPKF9HIkn5OlIKr

恋愛ゲーム
『ドキドキサマータイム♥』

菜摘は科学者の立場で
弟であるナゾルのゲームを遊んでいる。

「ナゾル、また新しいゲーム?」

「うん、まぁね、GPU学園の基盤となるゲームって感じにしたくて」

「へぇ、スタート画面、レトロな感じがいいね」

菜摘はゲームコントローラーを
持ち、ゲームをスタートさせる

「ナゾル、今度こそ普通のゲームなのよね」

「うん、普通の攻略ゲームだよ」

「やな予感しかしないけど…」

スタートボタンを押すと
ゲームの中の菜摘が
オレンジジュースを飲んで
倒れてしまう

「ほら!普通の恋愛ゲームじゃないじゃん」

「いやいや、攻略ゲームだよ家庭用攻略ゲーム、つまり、御手洗家を手中に納めるための戦略ゲームなんだよ」

「家庭用攻略ゲームって、謀略と知略を以て戦う野望的な?」

「そう、これは御手洗家の野望、家庭の中を戦国のようにしたバトルゲームだよクルクル」

ナゾルは奇妙な笑いをする
菜摘はそれ見たことかと、
ジト目で彼を見やり頬を膨らませる。現実のオレンジジュースすらも疑わしく感じてきた。

「ナゾルさワタシのジュースに何か入れてないよね」

「安心して、現実のジュースには入れないよ~、架空だからできたこと、ゲームだからね~」

菜摘は、彼が油断ならぬ人物であることは知っていたし、御手洗家で最も敵に回したくない相手はナゾルなんじゃなかろうかと…

「ねぇ、ナゾル、ニャンノ世界史好きだよね」

「うん、好きだよ…猫神ニャンノの狂気で発狂してしまう文面は、ワクワクするよ」

「はぁ、すごいよねナゾルは、思い付く限りの、躊躇ってしまうことすらも進んでいく、うちの弟の癖の強さには、嫉妬しちゃうよ」

菜摘は、額を抑え、天井を見つめる。別の世界なら、他人だったのかもしれないが…少なくとも…
ニャンノ世界では、これでも愛すべき弟なのだ。

「菜摘姉(ねえ)、これ、今度作るGPU学園のデータとしても活かすから、ちゃんと遊んでくれると嬉しいな」

「ぐっ、仕方ないわね、その代わり、新たに作る機体のプログラム構築、手伝ってくれる」

「いいよ…ウィンウィンだねクルクル」

癖のある笑い声が特徴的なナゾルは、ますますクルクル曹長なのだと思えてきた。

不条理と混沌溢れるニャンノ世界
で、今日も今日とて終末じみた日常が進んでいく…

呪文

入力なし

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