黄昏に、ただ黎明を求めて

使用したAI Stable Diffusion XL
深い眠りから目覚めた。
……と言ってみたかっただけで、ただの休止状態からの覚醒である。
私をヒトとして接してくれた主人は今もなお、地下で本当の意味で眠り続けている。

状況は、よくわからない。
どうやら主人と過ごしていたあの、朽ちかけていた文明は本当に終わってしまったのだろう。
あの時代は暗いだけだった空に、明るく瞬く天体が見えている。
この動力源は、あの暖かい光がある限り無限だと主人は言っていた。
そしてそれはもう、失われた世界なのだとも。

試製機械式兵士弐號。それが製造名であった。
主人は眠りにつく前に、私に名を与え、そして命じたのだ。
「いつか誰かに逢ったら、逢えたならば。その時は地球人類の最後の言葉を伝えてほしい」
憶えている。間違いなく、この手に在る主人の手記とともに。

幸い命令を終えるのは容易い。
周りには技術者だろうか? 私の体の構造に興味を持つ生命体が多く集まっている。
言葉が通じるかは不明であるが、それも時間をかければある程度成し遂げられるだろう。
だがまずは、状況確認と拠点制圧だ。

ああそれにしても。
なんと美しいのだろうか。
太陽というものへ信仰を持っていた主人の気持ちが、今ならわかる気がする。

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