小説『狂慣星義論⭐️菓子求ム』【ニャンノ世界】

【構成要素】
#絵物語 #ニャンノ世界 #反抗作戦
#犯罪結社クライシズ #狂気
#狂慣星義論★ #架空偉人伝説
#うちの子 #うちの子自己紹介
#小説 #ラスボス #怪異黙示録
#怪異 #狂慣ちゃん #日頭世界
#クルウサちゃん #芯解

【絵物語SNS版】

#AIカルマの書
〈欲望〉
【ニャンノ世界】
『狂慣星義論⭐️菓子求ム』
「みんな、お菓子くださーい✨」
電子端末で呼び掛ける狂慣ちゃん
菓子は単なるポテチではなく、生命が発する共感を求めていた。心のダムは決壊し、際限ない渇望
食べる度に飢餓が増していく…ウサギ達に命じて飛翔させる承認欲求の天使なのだ♪

【絵物語】
『狂慣星義論⭐️』

狂慣ちゃんの友だちは
クルウサちゃんとポテト達
反逆者もポテトにすればお友達
みんな、みんな、お友達
共感したらポテトにして
食べてしまう。

だって、お腹が空いちゃうもの
怪物だもの、怪物だから
犯罪結社クライシズは
世の中に生きられない
欠陥じみた影なる闇が肥大化
したもの…

食べなきゃやってられないよ
食べる前に死んでしまう
言葉の刃を研がせてね
心を癒すために
友達になったポテトを食べる

「ありがとう…ありがとう…」

ポテトに感謝する
命をいただくのは大切だ
しかし、治まることのない不安を
抱いて紡ぐ狂気的な響き

誰かに愛されたい
誰かに褒められたい
誰かに慰めてもらいたい

狂慣ちゃんの心のダムは
壊れてしまった。
だから、欲する数多の世界で
愛やキラキラを求めていく

心から生まれたもの
クルウサちゃんは、
彼女を理解し
彼女もまた
クルウサちゃん達を理解し
電脳世界の大空へ送り出す

いってらっしゃい
クルウサちゃん
愛する我が子を送り出すように
狂慣星義論⭐️は自身の胸のうちにある欲望に、満たされぬ欲望への腹を満たすために、

日頭世界より空虚な愛に祈り
空虚な愛の中で生きるのであった。