~敵を倒した翌朝、とある拠点の白亜の城にて~

アビ子
『どうやら一時は敵の攻勢を退けられたようだな。みんなお疲れ様! いやーまさかあの悪魔、身体を半分にぶったぎったら命乞いしてきて、助けたら後ろから『人間は悪魔に殺されるべきなんだーっ!』って、魔法撃ってきたから思わず『おバカさーんっ!』って消し飛ばしちゃったよ』

ミナト
『ほんとに疲れたよ……。あの大鰐、口からいきなり大量の卵生み出したと思ったら、孵化させて子供をけしかけてくるし……』
シオン
『最後はお子様ズから、『子供に戦わせるなんて虐待だ! 今こそ親離れ&下克上の時!!』とか言われて、逆襲されて、やられてたけど』

ルルイエ
『こっちは大蜘蛛だった。人を変態呼ばわりした罪の重さを知らしめてやったよ』
ガリア
『あ、ちなみに命乞いされて交換した『上質な魔力糸』を大量に搾り取ったから、あとでみんなにもあげるね。……ほんとに命と交換になって最後は召されたけど』

アビ子
『あっはっはっ! オレ様の友人は誰もが優秀で素晴らしいな! それでは友好を深めるためにみんなでお風呂にでも―――』

……ドォォォォン……ズゴゴゴッ……

~白の外から聞こえる爆発音と地響き~

ばたばたばたばたっ! ばたん!!

メイドさん
『皆さま大変です! 敵が再び攻勢を強めてきました! 本拠点の姫様より入電です! 皆様のご助力を賜りたいとのことです!!』

アビ子
『うむ、ご苦労様。……あー、それじゃお風呂は後で必ず絶対きっとみんなで入ることにするとして。悪いがまた力を借りたい』

ミナト
『頭を上げてよ。世界は違えど友達の頼みだし、任せてよ』
シオン
『ん、気にしない。これはこれで、楽しいから』

ルルイエ
『乗りかかった船だしね。こっちもなにかあったときは、助けてもらえればそれでいいかな』
ガリア
『そうだね。こうして知らない世界のみんなと会えるのは貴重だし、話を聞くだけでもおもしろいからね』

アビ子
『感謝する! それでは魔王軍なんぞ味方ごと滅ぼす勢いでちゃちゃっと済ませてこようぞ!!』
ミナト&シオン&ルルイエ&ガリア
『いや、味方ごとはダメじゃないかなぁ?』

メイドさん
『皆さまお気をつけて!!』

呪文

入力なし

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