みなさんは、「働くこと」について、どんなイメージを持っていますか。
日本の憲法には、「国民は、勤労の義務を負う」と書かれています。

ニューアンストしては罰則のない理念としての記述というとらえ方が一般的ですが、
「働くことは国民の義務ですよ」と定められているのです。

ところが最近、この「働く」という考え方そのものを、もう一度考え直そうという動きが、
インターネットを中心に広がっています。

きっかけの一つになったのが、画像投稿SNS「ちちぷい」で行われた、ある企画でした。
それは、「はたらきたくない」という気持ちを、生成AIによるイラスト等で表現してみよう、というものです。

冬休みの時期と重なったこともあり、学生や社会人など、多くの人が参加しました。
そこでは、「怠けたい」という単純な意味ではなく、「なぜ働かなければならないのか」
「働けない人はどうなるのか」といった、まじめな問いが多く出されました。

こうした流れの中で、研究者や会社員、学生などが集まり、
「憲法第二十七条の会」という勉強会がスタートします。

名前の通り、日本国憲法に書かれた「勤労の義務」を、
今の社会に当てはめて考え直そうという集まりです。

日本では長いあいだ
「一生懸命働くことが当たり前」「働けない人は自己責任」という考え方が強くありました。

とくに就職がとても難しかった時代を経験した人たちの中には、
「政府や大企業の都合で、働きたくても働けなかった」という苦い経験を持つ人もいます。

そうした背景がある中で、「働かないという選択肢もあっていいのではないか」という声は、
「働いて働いて死ぬまで働け」という新しい価値観を植え付けようとする社会に
問いを投げかけています。

私たちは、なぜ働くのでしょうか。
働くことで何を得て、何を失っているのでしょうか。

この動きは、そんな問いを一人ひとりに考えさせるきっかけになりそうです。
(終)

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