プロンプトは死神
死神らしさがないため、
キャプションに記載
seed 1800944347
朝、起きる
歯を磨く、いつもの骸骨?
の顔を見る、怯えないように
変化の魔法で、いつもの表情のチェック
愛想笑いは苦手だ。
だけど、なぜだか、
人気なってしまった。
私は古書店を営んでいる。
仕事はないとき、
こうして、訪れた客の顔を見ながら接客をする。
いつか、目の前の人物の死を与える時が来るのだろう…。
せめて、事故や殺人がないように祈るばかりだ。
戦争の時は辛かったな、いや、
死神の私が辛いよりも、
当事者たちの方がもっとだ。
殺人や事故で死んだ魂は、
屍骸となって生者を襲う。
第二次世界大戦では、
数多の屍骸と戦ってきた。
その度に悲痛な叫び、思いを
聞いた…
夏、日本には二発の原子爆弾が投下された。そして、日本は降伏し敗戦した。
戦力もない日本に対してアメリカはなぜ、投下したのだろう。民主主義のためか、正義を示すためなのか…、反対したものもいただろう。されど、落とされた人間の業…、これからの世界は…いつしか、もっと核の雨が降るのだろうと思うと怖い…。
悲しみを忘れた人間が何をおこすのか、
答えは終末になって知るのだろう。
私は今日も夏の暑い中、
黙祷のサイレンをきき、
眼を閉じて想うのであった。