偵察ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない　　　　　　小判美亜　１４　🐶

ー　　　　　　　　　　　　　　　　対 LEM 防壁内　　　　　　　　　　　　　　ー

　　　　　　　　　　　👁️ Life-threatening Entity to Mankind 👁️
　　　　　　　　　　　　　　　　人類に脅威な生命体
　　
　　　ＬＥＭ（レ ム）と総称される、人類に敵対的な行動をする生命体が多数存在する世界


美亜　「そーた君達の部隊は、まだ先なのかな？」ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯﾝ!!!ﾊﾞﾑｯ!!ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｧｧｧ!・・・giilililililili!！！

一般兵「は、はい！外防壁の修理警備中に接敵して、現在ジュリエット小隊が孤立しています！」ｳｱｯ!LEMｶﾞｯ!

美亜　「今回の修理は壁内じゃなかったっけ？伝達不備かな？」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘｯ!

一般兵（す、す、素手でＬＥＭをっ、おえっ・・・・スパイダー型は触れるのも危険なのに・・・ひぃ！）

美亜　「情報ありがと～♪ここからは臨時救護班が引き継ぐよ、退避してね」🐶

一般兵「か、各隊に撤退指示を つ、通達します！」


ー　　　　　　　　　　　　　　　　対 LEM 防壁外　　　　　　　　　　　　　　ー


梓山　「陣形を崩したら一瞬で殺られるぞ！互いを援護しあうんだ！Covering Fire！！」ﾊﾞｧｧｧｧｧ!!

兵士達「・・・くそっ！死ねっ！死ねっ！」「弾が・・・弾がもう・・・」「・・・壁内に逃げよう！走ればなんとか・・・！」

梓山　（まずい！恐怖が伝染しかけている・・・一度 広まりだしたら・・・もう・・・）

兵士達「ぎゃぁぁぁ！！俺の足が・・・足がっ！！」「おいっ！もう意識がないっ！」「・・・・・・・」

兵士達「ここに居ても死ぬだけだ！！防壁まで後退しよう！」「そうだ！防壁内に・・・がぎゃああああ！！」

梓山　「駄目だ！ここで戦線を維持し「うるせえ！邪魔だ！」「おおおお、俺には女房も子供もいるんだ！！！」

　　　　　　　ー　辛うじて保っていた戦線は一瞬で崩壊した　ー

梓山　（こんな簡単に最後って訪れるんだ・・・思えば色んなことが・・・イヤイヤ！まだ美亜さんに告白もしてないのに死ねるかよ！）

梓山　「美亜さんに好きですって、まだ言ってないのに！！死ねるか ぐはっ！・・・」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ

梓山　（イテテ・・・・あ・・スパイダー型が超至近に・・・これはダメだな・・・）

　　　ドンッ！！・・・・・・・・　ggugugu！！！！・・・・ブシャー！

梓山　「！？・・・・」

美亜　「そーた君！　大丈夫？！　肉片とか体液、浴びてないよね？」🐶

　　　反射的に向けてしまった銃口の先に・・・・天使がいました・・・😭ナース最高です！

梓山　「美亜さん、臨時救護部隊に編成されてませんでした？？」肉片体液付着なし・・・ﾖｼｯ!

美亜　「うん、早めに終わったから来ちゃった　てへっ🩷」🐶

梓山　（たぶん　犬浦分隊長か、カルネさんの指示だろうな～タイミングがよすぎる・・・）

美亜　「よ～し ここからは着替えて、本気モードになるよ～！！」🐶

梓山　「！！！？？？　美亜さんの・・・左手が！！！」

梓山　（ す、すげぇ！ 異形の力（POTH）ポース・・・初めて見る！）

美亜　「うりゃ！うりゃ！うりゃりゃ～！！」🐶

　　　　giilililililili!giilililililili!！！！！！　　ggugugu！！！　　ビュッチュゥゥゥゥゥビチュ！！

梓山　「掛け声と反比例して、一瞬でスパイダー型が殲滅・・・・」😱

美亜　「お掃除完了！・・・・・そーた君？ぼーっとしてる？」🐶

梓山　「み、美亜さんの左手・・・「あ、気持ち悪いでしょ～ゴメン ゴメン スグしまうからね～」🐶

梓山　「めちゃめちゃカッコイイです！！左手に異形の力が宿ってるなんて最高じゃないですか！！」😍ｸｩ~

美亜　「・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ？」🐶


ー　　　　　　　　　　　　　対 LEM 防壁内　安全区域　　　　　　　　　　　　　ー


カルネ「美亜、例の作戦 成功したん？」🦊追いついたら終わっとった・・・

美亜　「え～とっ、気味悪るがられると思ったんだけど・・・メチャカッコイイって・・・どーしよ～」😫

カルネ「仮にも るか子が引っ張ってきたヤツやせん、一筋縄ではいかへんねー♪」🦊

美亜　「私なんか好きになっても、しょうがないのにー」😔

カルネ（こ、こら 恋のトラぶるの予感なんかいな・・・・ぷぷーｗ最前線でラブコメすんなしｗ）

るか子（・・・なんか合流したら、変な甘い空気になってる・・・・）🦉

　　　※美亜の嫌われちゃう作戦は見事に失敗！